【特別企画】自由な拡張性も魅力

好きな音楽を好きな場所で、良い音で。HEOS対応ネットワークスピーカー「DENON HOMEシリーズ」を聴く

海上 忍

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2020年02月29日
自由度の高いネットワーク機能とデノンサウンドを両立した“DENON HOMEシリーズ”

音楽の聴きかたは人それぞれだが、実際のところシチュエーション次第の部分が大きい。普段は自慢のコンポで聴くとして、ときにはベッドルームで就寝前に、ときにはキッチンで料理を作りながら聴きたいときもあるはず。ディスクにファイル、ラジオにストリーミングと、再生する音源もさまざまだ。好きな音楽を好きな場所で聴けること、それも近年のオーディオに求められる重要な機能だろう。

デノンから発売された「DENON HOME 250」と「DENON HOME 150」は、そんな使いかたにしっかり応えるネットワークスピーカー。250はステレオ、150はモノラルとスピーカーとしてのスペックは異なるが、共通して「HEOSテクノロジー」というコア技術を採用、柔軟な使いかたを可能にしている。

HEOS搭載のネットワークスピーカー“DENON HOMEシリーズ”。手前が「DENON HOME 150」、奥が「DENON HOME 250」

HEOSテクノロジーは、ディーアンドエムグループが擁する「オーディオに特化したプロセッサとOSの体系」であり、AVレシーバーやプリメインアンプ、ネットワークプレーヤーといったコンポーネント製品からワイヤレススピーカーまで多種多様な製品に採用されている。よく「ネットワークモジュール」という言葉で説明されるこの機能のポテンシャルを、この機に改めて解説しておこう。

DENON HOMEシリーズのコアとなる要素が「HEOSテクノロジー」だ

HEOSにはLinuxをベースとしたオーディオ特化のOSが組み込まれており、開発自由度の高さという強みを持つ。同社製品がAirPlay 2や、ハイレゾストリーミングのAmazon Music HDにいち早く対応したことは記憶に新しいが、それもHEOSあってこそ。自社開発だから新しいサービス/ソフトウェアにすばやく対応できた、というわけだ。多くのデジタル製品で実績豊富なLinuxがベースだから動作が安定している、というメリットもある。

もうひとつ、HEOSには「マルチルーム再生」と「音源の共有」という強力なアドバンテージがある。HEOS搭載機が同じネットワーク(LAN)に接続していれば、スマートフォンアプリを利用して音の出所を指定したり、音源を自由に選択したりできるのだ。具体的な使用事例は後述する。

「DENON HOMEシリーズ」はスピーカー単体としても作り込まれた仕上がり

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