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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第218回】完全ワイヤレスイヤホン、買う前に絶対チェックすべき “8つのポイント” 徹底解説

公開日 2018/11/13 06:00 高橋 敦
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◆使いやすさのキーワード「ケース」


完全ワイヤレスイヤホンにおいて充電ケースの完成度の高さは、イヤホン本体のそれと同等以上に全体の使い勝手を左右する。製品選びで絶対に見落としてはいけないポイントだ。

まず当然、その大きさや重さは携帯性に大きく影響する。特に改めて気にしてほしいのは「形」だ。立方体っぽいのかカプセルっぽいのか、スティック型なのか、ゴロゴロした感じなのか、薄めなのか…あらゆる形が存在している。寸法や重量の数値としては同じような大きさ・重さのケースであっても、形次第で使い心地は大きく変わってくるので、要チェックだ。

M-SOUNDS MS-TW2のケース。この形を採用しているTWS製品が多い印象

EARIN M-2はスティックタイプケース。様々な場所への収まりが良い

ケースの開け閉め、イヤホンの出し入れのしやすさも軽視しないようにしたい。例えば、イヤホン側の形状との兼ね合いもあるが、イヤホンの出し入れの時に指先が引っかかりにくくツルッと滑りやすいケースでは、TWSの弱点「ケーブルがないので駅でうっかり落としたらそのままホームの下まで落下した……」的なアレが発動しやすくなる。

どういうタイプのケースなら開け閉め出し入れがしやすいのかは一概に言えないが、例えばイヤホン本体をマグネット式でケースに固定するタイプのケースは、固定がしっかりとしていながら出し入れの感触もよく、間違いが少ない印象はある。参考までに。



◆使いやすさのキーワード「防水・防滴」


「防水・防滴」はスポーツタイプのイヤホンでは標準的な仕様だ。また特にスポーツは意識していない製品でも、日常生活でもその方が便利という観点から防滴仕様となっている製品もある。完全ワイヤレスイヤホンはケーブルがない分、うっかり落とすという事態が起きやすく、落とした先が水の中……なんてことも想定されることから、防水仕様はたしかに有難い。

その「防水・防滴」の度合いを示すものとして、日本工業規格と国際電気標準会議に共通して定められているのが、【保護等級】であり、その表記方法が、【IPX-(-には数値が入る)】だ。その等級には以下のようなレベルが用意されている。


ざっくりと等級ごとの性能を以下に紹介しよう。
・IPX1〜2でも十分安心
・IPX5あたりで日常生活の水回りにおいてはほぼ危険なし
・IPX7までいけば水回りでの落下トラブルにも安心
・IPX8はもう水泳行けるレベル

ただ注意点としてIPXは「常温の水道水」が基準。お風呂のお湯や海の塩水といった条件では、上記の防水性能は保障されない。さらに【IP67】のように、「X」の代わりに数字が入っている場合は、その数字は「防塵」性能を示している。【IP67】であれば耐水性に加えてホコリ等の侵入にも強く、アウトドアでの使用でも安心感があるというわけだ。


高橋敦 TAKAHASHI,Atsushi
趣味も仕事も文章作成。仕事としての文章作成はオーディオ関連が主。他の趣味は読書、音楽鑑賞、アニメ鑑賞、映画鑑賞、エレクトリック・ギターの演奏と整備、猫の溺愛など。趣味を仕事に生かし仕事を趣味に生かして日々活動中。


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