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伝統の音作りを継承した新シリーズの上位機

軽量&洗練されたデザインに真面目な音作り ー フィリップスのワイヤレスヘッドホン「SHB4805」を聴く

公開日 2018/02/02 10:00 山本 敦(編集部レポート:川田菜月)
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電源を入れてiPhone 8とペアリングして試聴。使い勝手とは直接関係ないけれど、操作アナウンスの音声が女性の声(英語)でとてもきれいなのが私には印象的で、こうしたところにもヨーロッパのブランドらしい品位を感じた。

軽いので、首にかけっぱなしでもストレスがなかった

サウンドはというと、クリアな音がダイレクトに届いてくる。the telephonesの「Baby, Baby, Baby」は冒頭がカウベルとボーカルだけなのだが、音の抜けの良さがよくわかる。LUNA SEAのアルバム『MOTHER』を聴くと、ベースもしっかり聴こえつつ全体でバランスがいい。長時間音楽を再生していても聴き疲れが少なくて、このクラスでもフィリップスの“原音再生”のコンセプトが徹底されていることが実感できた。

帰り道のウォーキングで音楽を聴きつつ、そのまま自宅内でも音楽を聴きながらしばらくウロチョロと家事を済ましていると、「…あ!ヘッドホンつけっぱなしなのか!」と気づく。というか、気付かないほどに軽くて着け心地も自然だ。耳への側圧も強くないのにずれ落ちてこないし、バンド部分も細身で頭に不自然に当たる箇所もほとんどなかったので、外した時に髪型が崩れてない!というのも嬉しいポイントだった。

ダーククロムも手に取ってみたが、こちらも上品な質感ながらクールな印象で、どんなファッションにも似合うかっこいいカラー。ローズゴールドは、美しさだけでなくピンクがかった色味が可愛らしさも備えていて、やはり女性にオススメしたい。

(川田菜月)

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