バッテリー駆動+防水の “尖った” モデル

最初の1台にも、買い増しにもオススメ。JBLのスマートスピーカー「LINK」を自宅で試した

編集部:風間雄介

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2018年01月24日
電車やカフェで、「そういえばスマートスピーカーを買いました」という会話を何度か聞いた。巷で話題になるほどスマートスピーカーがメジャーになったのか、と感慨深い。

記者の自宅にもスマートスピーカーが何台かあるが、リビングで「Google Home Mini」を使っていると、その音質にガッカリしてしまう。低域がほとんど出ず、ポータブルラジオのようなのだ。標準サイズの「Google Home」の方も音はあまり良くない。

使っている用途は、ほとんどがストリーミング音楽サービス。声で「○○を再生して」と言うだけでお気に入りの音楽を再生できる便利さは、一度体験してしまうと、もう使っていなかった頃には戻れない。なんとかこの便利な音楽再生を良い音で楽しめないかと思っていた。

もうひとつ感じていたのが、「スマートスピーカーはたくさんあればあるほど便利」ということだ。「OK、Google」と言いかけて、「ああ、この部屋にはスマートスピーカーがないんだった」と気づきガッカリする、といったことが何度もあった。

ようやく本題だが、今回試用したJBL「LINK 20」「LINK 10」は、こういった不満を一気に解決する3つの特徴を備えている。1つはJBLならではの音質の良さ、もう1つはバッテリー駆動で家の中を持ち歩けるポータビリティー、そして最後の1つは強力な防水仕様でどこでも使えることである。実際に自宅で使ってみたインプレッションをお届けしたい。

左がJBL LINK 20(直販サイト価格19,880円)、右がJBL LINK 10(直販サイト価格14,880円)。ともにブラックとホワイトを用意する

あまりの音質の差に愕然とした

まずはスピーカーの本質である音質について見ていこう。

これまでリビングで使っていたGoogle Home Miniを寝室に移し、もっとも過ごす時間の長いリビングにJBL LINKシリーズを置いてみた。

まず「LINK 10」の方を設置する。セッティングのやり方はGoogle Homeと同じなので詳しくは書かないが、電源を入れ、スマホでGoogle Homeアプリを開き、音声ガイダンスに沿って設定していくと、ものの数分で完了する。

LINK 10に話しかけ、SpotifyからSuchmos「Stay Tune」を再生してみる。するとGoogle Home Miniとの、あまりのクオリティの差に愕然とした。同じSpotifyの音源を再生しているとは到底思えないほどなのだ。

これまで全く聴こえなかった低域が、力強くLINK 10のボディから発せられることに思わず頬が緩む。だが、嬉しいのはそれだけではない。その低音はキレがあり質感もある。うねるベースラインをしっかりとトレースしてくるあたり、さすがはJBLがチューニングしたサウンドだと感心した。

LINKシリーズが家に来たので、これまで使っていたGoogle Home Mini(右)は使用頻度の少ない寝室へコンバートすることにした

さらにLINK 10は360度に音を広げる構造になっているため、音が部屋全体に広がり、少し離れた場所でも音楽をクリアに聴くことができる。リビングのどこにいても良い音が楽しめるのはありがたい。

Google Home Miniは6,000円、LINK 10は15,000円前後。倍以上の価格差があるので、音質が違って当然と思うかもしれない。だが、ほぼ同じ価格のGoogle Homeと比べても、LINK 10のクオリティの高さは明らかだ。Google Homeのややモヤっとした音が、LINK 10では鮮明に生まれ変わる。エネルギッシュで躍動的な音が、音楽の楽しみを、よりダイレクトに伝えてくれる。

上部には中央にGoogleアシスタントボタンを配置。再生/一時停止、ボリュームのアップダウン、Bluetoothボタンも備えている

家の中を自在に持ち歩けるのは最高に便利

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