注目の「ブラック・ラベル」最新モデルの核心に迫る

nano iDSD BLテクニカルノート ― モバイルミュージックにも対応したオーディオファイル向けのポータブルDAC

iFi audio(翻訳:生塩昭彦、構成:オーディオ編集部)

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2017年11月06日

■PART 3:iDSD BLの「スペシャルなマジック」

AMR/iFiのDNAの常ですが、私たちは新しい部品が市場に出たら、それらを試聴し、綿密にテストするのが大好きです。そして、可能な部分にはそれらの究極の部品を使用するのです。内部構造を開示したくない人もいますが、私たちは常に「中に何があるか」を示すように努力します。というのも、ユーザーのみなさまは、購入を決意するにあたって、サウンド、そして「金額に見合うサウンドであるか」に基づいた情報が欲しいと思っていらっしゃるからです。

nano iDSD Black Labelは、非常に入手しやすい値段でありながら、高品質な部品が詰め込まれています。いくつか例を挙げましょう。

・オーディオ・セクション用のフィルム抵抗器(通常の金属フィルムやカーボン・フィルムよりもノイズと歪みが低い)


・電源用のタンタル・ポリマー・キャパシター


・アナログ・フィルター用のTDK C0Gキャパシター


・極めて重要なDACのレファレンス電圧用のパナソニック製ECPUフィルム・キャパシター


・最高音質を実現するためのアナログ・ボリューム・コントロール・ポテンショメーター


・アンプまでバランス伝送が可能な3.5mm TRRSバランス配線を備えたデュアル・モノ・ヘッドホンアンプ。アンプがシングルエンド仕様でも、バランス配線の利点を享受することができる


・MELF抵抗器を使用したiEMatchを内蔵。非常に高感度なヘッドホンやIEM用に電圧をマッチングし、透明なサウンドを実現



部品、回路、それらの適用。どれもが他製品とは異なっており、これによってnano iDSD Black Labelはオリジナルのnano iDSDの価値ある後継機となっています。市場にある最高の製品にも立ち向かうほどの存在なのです。

■終わりに

nano iDSD Black Labelのこの簡易な概要をお楽しみいただけたと思います。現在市場に出回っている中でも。真にオーディオファイル向けの数少ないポータブルDACのひとつなのです。そして、その現実的な価格によって、多くの人が価格のせいであきらめることなく、音楽を楽しむことができるのです。

さぁ、お好きなファイル・フォーマットをタップして、nano iDSD Black Labelを試してみてください。

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