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実際の移行の模様をレポート

iTunesから移行するなら最有力 ー 音楽再生/ライブラリ管理ソフト「Swinsian」を試す

公開日 2017/04/20 12:02 高橋 敦
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音楽配信とDAPへの転送はどうする?

残りの要素のうち、「ダウンロード販売」については、iTunes Music Storeのようにいちいち専用アプリを立ち上げる必要なくウェブブラウザからアクセスできるサービスであればどれでもよい。僕の場合だとハイレゾ音源の購入に利用していたmoraを、今後はAAC音源の購入にも使うのが自然だろう。

ストリーミング配信」は、僕の使い方や感覚にはSpotifyが合いそうだったのでそれを使い始めた。当面はフリー利用で問題なさそう。ちょっとした外出時などに「軽く音楽を聴いておきたい」くらいのときにはiPhoneとの組み合わせでも役立ってくれるだろう。データ通信による料金とバッテリーの問題は少し気になるが。

さて悩ましいのは「DAPへのファイル転送」となる。僕の音楽ライブラリの総容量は現状で1.5TB程度。その全てをDAPに転送するのは現実的には難しい。

iTunes&iPhoneではレートとスマートプレイリストで曲を取捨選択して転送していたのだが、それに代わる効率的な同期方法については、これから試行錯誤していこうと思う。

あとはひたすらライブラリ整理……

ということでiTunes脱出を決断し、その移住先の環境もおおよそ整えた……のだが問題は、ライブラリの移行作業だ。

もちろんSwinsianはALACにも対応しているし、これまでiTunesで構築してきたライブラリをそのまま引き継ぐこともできる。

しかし、折角の機会なのでFLACへの移行、これまでのタグ付け全般の見直しも行いたい。また将来に備えてより大容量なハードディスクへの引っ越しも……

というようにやるべきことやりたいことは山積みなのだが、今後長らくを見据えて地道に進めていこうと思う。

(高橋 敦)

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