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バランス出力にも対応

“パイオニア流サウンド”を鳴らす新DAP「XDP-300R」レビュー

2016/10/13 折原一也
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昨年末にオンキヨー&パイオニアイノベーションズからハイレゾ対応DAPの第1世代モデルとして、パイオニア「XDP-100R」、そしてオンキヨー「DP-X1」が発売された。

あれから1年、遂に第2世代モデルが姿を表した。再び両ブランドから登場する新DAPのうち、パイオニアブランドの製品が「XDP-300R」だ(関連ニュース)。オンキヨー「DP-X1A」のレビューに引き続き、このXDP-300Rもくわしくチェックしていこう。

XDP-300R(左:ブラック、右:シルバー)

第1世代DAPであるXDP-100Rが、機能面でオンキヨーDP-X1との最大の違いとして挙げられていたのが、“2.5mmのバランス出力端子が無いこと”だった。XDP-300Rでは、その最大の差別化要因として挙げられていた2.5mmのバランス出力端子を、ユーザーの強い要望に応える形で搭載した。

新たにバランス出力用のDACが搭載されたことで、ESS社のSABRE「ES9018K2M」を2基搭載する事となり、フルバランス回路設計による出力にも対応。DP-X1で搭載された「BTLバランス駆動」の他に「ACG」(アクティブコントロールGND)の機能も採用されており、バランス対応ヘッドホン出力の全機能を取り込んだ形になる。

2.5mmのバランス出力端子を装備

ヘッドホン出力については、ゲイン設定に新たに「High/Normal/Low1」を加えて、さらにゲインを抑えた「Low2」の設定が加えられており、感度の高いヘッドホン/イヤホンへの対応度を高めている。

第1世代機「XDP-100R」と第2世代機「XDP-300R」の違いは、デザイン面にも及んでいる。ガジェット好きへの訴求を意識したデザインとして特徴だった上下のバンパーは廃止され、よりシンプルでシックな高級感ある筐体デザインへと変更された。

よりシンプルな筐体デザインを採用

4.7インチ液晶搭載で129W×75.9H×13Dmm(質量203g)というサイズと高級感ある筐体は、他社製も含め、今までにないオーディオ機器らしい風格を備えた新境地のデザインとなった。XDP-300Rの実機を手にとってみると、適度な大きさから来る高級感、従来機から引き継がれたサイドのボリュームつまみの質感といい、実際に外に持ち出せるオーディオ機器としての所有感は一級品だ。

手に持ったところ。適度な大きさやボリューム部の質感など、高級感ある外観

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