アップル、39,800円からの「iPad Retina」

アップルは、ディスプレイをRetinaディスプレイ化した「iPad Retina」を本日から発売開始した。本体色はブラックとホワイトの2色。

フラッシュメモリーは16GBタイプのみを用意。価格はWi-Fiモデルが39,800円、Wi-Fi＋セルラーモデルが53,800円（いずれも税抜）。同じ9.7インチの最新モデルであるiPad Airは、16GBのWi-Fiモデルが51,800円。同じ容量で比較した場合の価格差は12,000円となる。

スペックは2012年10月に発売した第4世代iPad（関連ニュース）と同様。当時、第4世代iPadの16GBモデルは42,800円（5％税込）だった。今回の「iPad Retina」の販売価格と大きな差はない。

9.7インチ、2.048×1,536ピクセルのRetinaディスプレイを搭載している。プロセッサーはA6Xで、クアッドコアグラフィックス搭載のデュアルコアプロセッサーだ。

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/nに対応し、Bluetoothは4.0に準拠している。Wi-Fi＋セルラーモデルはGSM/EDGE、 CDMA EV-DO Rev. A/Rev. B、 UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA、LTE。

背面カメラは5メガピクセルで、裏面照射センサーを搭載。fは2.4で、 ハイブリッド赤外線フィルタも備えている。1080pのHD動画撮影にも対応する。前面のFaceTimeカメラは1.2メガピクセルで、720pの動画撮影が可能だ。

バッテリーは42.5Whで、インターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生などの場合は最大10時間の再生が行える。コネクターにはLightningを採用している。

外形寸法は185.7W×241.2H×9.4Dmm。質量はWi-Fiモデルが652g、Wi-Fi＋セルラーモデルが662g。