<山本敦のAV進化論 第80回>NTTぷららに展望を聞く

ひかりTVの「スマホ向け4K HDR配信」を体験。スマホで4K/HDRは大いにアリ!

山本敦

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2016年01月14日
NTTぷららは、テレビ向け4K VODサービスにHDRコンテンツを追加するとともに、モバイル向け動画配信「ひかりTVどこでも」を4K対応とした。今回はモバイル向け4K VOD配信のサービスを中心に、サービスの開発を担当する技術本部 技術開発部長の宮里系一郎氏、並びに技術本部 ネットワーク管理部 チーフエンジニアの土井猛氏に詳細を訊ねた。

NTTぷららの宮里氏(左)と土井氏(右)に話を聞いた

また、実際に同社の4K HDRコンテンツをテレビ/スマホで体験できたので、その画質についてもレポートしたい。

■スマホ向けサービス「ひかりTVどこでも」でも4Kが視聴可能に

「ひかりTVどこでも」アプリから各作品を視聴可能

まずはモバイル向け「ひかりTVどこでも」サービスについて、概略をおさらいしよう。同サービスはひかりTVの提供作品を、テレビだけでなくスマホやタブレットでも楽しめるよう開発された。提供開始時期は2011年夏と、モバイル向けテレビ視聴サービスの先駆者だ。

スマホやタブレットなど、モバイル端末で「ひかりTVどこでも」コンテンツを視聴するにはいくつかの方法がある。自宅で「ひかりTV」に契約していなくても、iOS/Android向けアプリをスマホやタブレットにダウンロードし、月額350円の「エントリープラン」、または月額1,000円の「バリュープラン」に申し込めば、提供されているVODコンテンツが見放題で利用できる。なお、都度課金制のPPVコンテンツも用意されている。

また4Kコンテンツを視聴するため、別途追加利用金は発生しない。Wi-Fi経由でのストリーミング再生のほか、端末に映像コンテンツをキャッシュし、オフライン再生できるのも特徴だ。支払いはクレジットカード払いやキャリア決済が選べる。

ひかりTVのテレビ向けサービスのユーザーなら、「ひかりTVどこでも」の見放題サービスが無料で使える。テレビ向けサービスを利用するためには、NTTフレッツの光NEXT回線を契約し、単体のひかりTVチューナー、またはひかりTVチューナー内蔵テレビを用意する。単体チューナーでは、トリプルチューナー内蔵機であれば、放送中の番組や録画した番組も宅内・宅外で視聴できる。

4K HDRコンテンツであることを作品名に表示

ひかりTVは、2014年に日本で初めてテレビ向け4K VOD配信を開始。昨年11月末からはテレビ向けの4K-IP放送サービスをスタートさせている。今回のスマホ向けの4K動画コンテンツ配信は、昨年11月20日から開始されたものだ。さらに今年1月からは、スマホ向けの4K HDRコンテンツ配信も予定している。

■モバイル用は4K/30pに変換して提供

NTTぷららの宮里氏は、ひかりTVでモバイル向け4K配信の企画が立ち上がった背景についてこう話す。


NTTぷらら 宮里氏

スマホ向け4K配信実現は苦難の連続

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