2,400円で音質を高めたハイコスパ機

“低価格なのに高音質”なイヤホン、ソフトバンクセレクション「SE-1000」レビュー

山本 敦

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2015年12月11日
携帯電話キャリアのソフトバンクが展開するオリジナルブランド「ソフトバンクセレクション」から、6月に発売されたエントリークラスのイヤホン「SE-1000」が話題を集めている(関連ニュース)。本機が注目される理由は、国内オーディオメーカーの製品開発のノウハウを活かして高音質化を図りながら、2,400円(税込)という驚くべきコストパフォーマンスを実現したところにある。

SE-1000。カラーは全7色を揃える

■ソフトバンクセレクション自ら企画・開発を担当

ソフトバンクセレクションといえば、お近くのソフトバンクショップに足を運んだことがある方なら、店頭に並ぶ沢山のスマートフォン・タブレット向けアクセサリー製品の数々を思い浮かべる方も多いと思う。

ソフトバンクでは、同社が販売するモバイル製品をユーザーがより便利に楽しく使えるよう、多種多彩なアクセサリー製品をソフトバンクセレクションのラインナップに揃えてきた。今ではKDDIやドコモも自社ブランドのモバイルアクセサリー製品の販売に力を入れているが、筆者が覚えている限り、ソフトバンクセレクションは国内の大手携帯電話キャリアの中で最も早くオリジナルのアクセサリー商品ブランドを立ち上げ、品揃えを充実させてきたブランドだ。

そのバラエティはイヤホンやスピーカーなどオーディオ周りに止まらず、テレビチューナーやポータブルバッテリーなど幅広い。今では同社の成功モデルを多くの海外携帯電話キャリアが倣って、オリジナルのアクセサリー商品の販売を始めている。

「SE-1000」のレッドと同社のiPhoneケースを組み合わせたところ

ソフトバンクセレクションの特徴は、他社がつくったアクセサリー製品を単に買い付けてショップの棚に並べるのではなく、マーケティングリサーチによって獲得したユーザーの声も反映させながら、「スマホ・タブレットのための良質なアクセサリー」を自社で企画・開発しているところにある。つまり同社の製品は純粋にソフトバンクセレクションのオリジナルアクセサリーと呼べるものであり、一つ一つの製品には開発者の思いが込められている(関連記事)。

今回レポートするイヤホン「SE-1000」にも、オーディオメーカーで長年経験を積んだソフトバンクセレクションの開発担当者が携わっている。スマートフォンに付属するイヤホンからのステップアップにも最適な、ワンランク上のサウンドと手頃な価格、軽快なハンドリングに注目したい。

■アルミハウジングとネオジウムマグネットドライバーを採用

本体にはネオジウムマグネットを採用する8mm口径のダイナミックドライバーユニットを搭載。同社の開発担当者によれば「ハウジングの容積や材質、本体サイズとのバランスを考慮して最適なドライバーを選択した」のだという。

ネオジウムマグネット採用φ8mmドライバーを搭載

ハウジングの素材には軽量、かつ剛性の高いアルミニウムを採用。不要な振動を抑え、密閉形状としたことで音楽リスニング時に発生する外部への音漏れを防ぐ。

アルミ削り出しハウジングを採用

スマホに最適化された良質なエントリークラスモデル

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