小音量でも重低音がしっかり鳴る

【レビュー】屋外使用にベストマッチ。ボーズ初のNFC対応BTヘッドホン「SoundLink around-ear II」

折原 一也

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2015年10月21日
ボーズのイヤホン・ヘッドホンといえば、常に最高の評価を獲得し続けているノイズキャンセリングモデルの“QuietComfortシリーズ”がその代表として挙げられる。そんな同社がBluetoothによるワイヤレスリスニングという新境地に挑んだのが、“SoundLinkシリーズ”だ。9月には同シリーズ第二世代モデルとなるアラウンドイヤー型ヘッドホン「Bose SoundLink around-ear wireless headphones II(以下、SoundLink around-ear II)」が登場した。

Bose SoundLink around-ear wireless headphones II(ブラック)

Bose SoundLink around-ear wireless headphones II(ホワイト)

>>ボーズ製品サイトはこちら


まず実物を前にして気付くのが、ノイズキャンセリングヘッドホンの傑作機「QuietComfort 25(QC25)」のデザインフィロソフィーを受け継ぐ外観。耳の形状に合わせた楕円形のイヤーカップに、手触りが良くゆったりとした低反発素材のイヤークッションとクッション付きのヘッドバンドは、長時間装着するノイズキャンセリングヘッドホンの長所を受け継ぐもので、身につけたまま長時間試聴を続けてもストレスを感じなかった。

イヤーカップは90度回転させられる仕様で、製品パッケージにはぴったりとフィットするキャリングポーチも同梱する。もっとも、あくまでハウジング部がフラットになるだけで、ネックバンドの内側に収まるわけではない。

低反発素材のイヤークッションとクッション付きのヘッドバンド

キャリングポーチが付属

ブラックカラーモデルはハウジングの周辺部がブルーのツートーンカラー。イヤーパッド内側のファブリックもブルーにブラックのストライプ柄。そのストライプの抜きでヘッドホンのL・Rの文字が浮かび上がる模様となっている所に、本機の実用性と美しさを兼ね備えたデザイン思想が表れている。

ボーズの持つ音響技術とNFCワンタッチ接続も手軽さがウリ

SoundLink around-ear IIは、ボーズならではのサウンドを届ける高音質構造として深く豊かな低音を再生する「TriPortテクノロジー」を搭載し、珍しいインテリジェントな機能として音量レベルに応じて自動的に周波数特性を調整する「Volume optimized EQ」も搭載する。

Bluetoothの対応コーデックはSBCのみだが、第二世代モデルの本機からNFCによるワンタッチ接続に対応したことがAndroidスマホユーザーには嬉しいポイント。2台のBluetooth機器を接続するマルチポイントにも対応し、SCMS-T対応なのでワンセグ放送の音声も聞くことができる。

キャリングポーチのほか、microUSBケーブルとオーディオケーブルを同梱する

ワイヤレスとしての連続駆動時間は15時間。内蔵電池をmicroUSBケーブルで充電する仕様なので今どき充電方法にも困らないだろう。ちなみに有線ケーブルも付属し、いざという時には有線で音楽を聴くこともできるので安心してほしい。

なお、本体スイッチは電源ボタンとBluetoothペアリングボタンが一体化しており、説明書ナシで一目で使い方を理解できた。ボリュームと再生や通話のコントロールが可能なボタンとリモコンのボタンは右ハウジング。外部接続端子は左側にレイアウトされている。

電源ボタンとBluetoothペアリングボタンが一体化

右ハウジングに各ボタン備える

NFCは電源やスイッチの集中する右側のハウジングに内蔵されており、スマホでタッチすると英語音声で接続した旨のアナウンスが流れる。初期設定も一切不要なので、Androidスマホを右の耳に軽く当てる感覚でペアリングを完了できるのは実に手軽だ。

iPhoneのペアリングは電源スイッチを上側に長押し。ちなみに普段から先にSoundLink around-ear IIを装着してから電源を入れるようにすると、英語音声ながらバッテリー残量も確認できる。

NFC対応の「Xperia Z3 Compact」で音質レビュー

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