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装着性まで厳しくチェック!

日常でもスポーツでも使えるボーズ「SoundSport in-ear」を実際に走ってテストした

2015/10/07 山本敦
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スポーツをしながらでも音楽を楽しめる仕様を備えたボーズのイヤホン「Bose SoundSport in-ear headphones(以下、SoundSport in-ear)」が、デザイン/カラーともにリフレッシュして新しくなった。

SoundSport in-ear headphones(オーディオ専用モデル¥11,500・税抜/Apple製品対応モデル&スマートフォン対応モデル¥15,000・税抜)

>>ボーズ製品サイトはこちら


同社は2010年に「Bose IE2 audio headphones」を発表し、今回の新製品も採用している「StayHearチップ」を世に送り出した。通常のシリコンイヤーピースに、サメの背びれのようなウィング型のフィンを一体化したイヤーチップを初めて見たときには驚いたが、耳に装着してみるとその驚きはさらに大きくなった。実に快適で安定感の高いフィット。耳穴の入口にそっと置いただけのような軽い着け心地なのに、ケーブルを引っ張ると普通のイヤホンよりも外れにくい。

2010年に登場したBose IE2 audio headphones

スポーツに最適なイヤホンのカタチは既にこの時に完成していたのだ。今ではボーズ以外にもフィン形状アダプターを別途用意するイヤホンが数多くあるが、そのトレンドを牽引したブランドのひとつがボーズだったということも忘れてはならない。

スポーツ用イヤホンの装着性を科学してきた先駆者とも言えるボーズのイヤホンが、今回カラバリを一新してリフレッシュされ、スポーツ以外の通常用にも使えるモデルとしてアピールされている。従来の3色展開が5色へと広がり、リモコンの有無で2種類に分かれ、さらにリモコン付きのモデルにはiOS版とAndroid版が用意されている。



カラバリも一新された「Bose SoundSport in-ear headphones」

ボーズ独自の「Triportテクノロジー」で低音再生を強化。ハウジングの内側に孔が空いている
イヤホンの構造は開放型。スポーツしながら音楽を気持ち良く楽しむためには、イヤホンを身に着けていても周りの音が聞こえる状態が理想だ。そのためには開放型という選択がベストアンサー。スポーツ時の使い勝手の良さにフォーカスしており、理にかなった構造だ。

ハウジングの外側後方にも音道の孔が設けられている

ケーブルは2色のツイストカラー


右側イヤホンのケーブルに3ボタンリモコンを搭載する

ケーブルのだぶつきは衣服にクリップして調節できる
本機はネーミングに“スポーツ”を冠したイヤホンだ。そこで、今回は実際にジョギングしながら使ってみたレポートをお届けしたい。

次ページ実際に走りながら使ってみた。装着性を厳しくチェック!

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