<山本敦のAV進化論 第55回>

「全録×リモート視聴」は最強の組み合わせ! パナソニック“全自動DIGA”で検証

山本 敦

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2015年05月20日
今回はパナソニックから新しく発売された全録機能搭載のBDレコーダー“全自動DIGA”「DMR-BRX6000」について、同機で受信や録画した番組を、スマートフォン等を使って自宅外からも視聴できる“リモート視聴機能”に焦点を絞りながら、新機能「パケット節約モード」の画質も含めて、操作感や使い勝手を報告しよう。

全録+リモート視聴の機能を搭載する“全自動DIGA”「DMR-BRX6000」

DIGAの全録レコーダーは、この5月に発売されるDMR-BRX6000/4000/2000が第3世代目のラインナップになる。パナソニックが独自に「外からどこでもスマホで視聴」と名付けているリモート視聴とのダブル対応になってからは、これが2代目の顔ぶれ。リモート視聴自体がスタートしてから丸1年が過ぎたが、DIGAが前モデルではアップデートによる対応だったこともあり、今年のモデルからいよいよ本格的に洗練された機能に仕上がっているのではないかと期待が高まる。なお全録レコーダーとしての「DMR-BRX6000」の魅力については、折原一也氏が詳しくレビューされているのでこちらを参考にしていただければと思う。

通常録画用とチャンネル録画用のB-CASカードを2枚装着する

背面端子部。USB端子は通常録画用とチャンネル録画(全録)用に分かれている

■DIGAのリモート視聴機能は何ができる?

パナソニックの「外からどこでもスマホで視聴」は、NexTVフォーラムの「リモート視聴要件」のルールに従って開発され、録画専用機のDIGAや、録画機能を搭載する液晶テレビ“VIERA”の対応機種に搭載されている。Android/iOS向けに提供されているアプリ「Panasonic Media Access」をスマートフォンやタブレットなど、モバイル端末にインストールすることで、LTE/3G、またはWi-Fiを経由して自宅の機器に録画されているテレビ番組が、インターネット経由で“いつでも・どこでも”みられるようになるというものだ。

「Panasonic Media Access」では、レコーダーやテレビがチューナーで受信している現在放送番組がみられるほか、録画機器本体の内蔵HDDやUSB-HDDの録画番組も視聴できる。今回紹介するDMR-BRX6000では、通常録画番組のほかに“全録”の番組もリモート視聴できるところが最大の特徴だ。

Google Playストアから「Panasonic Media Access」をダウンロード。無料で公開されている

「CLUB Panasonic」への会員登録を行う

またアプリを経由して「ディモーラ」につなぎ、外出先から自宅のDIGAに遠隔録画予約を入れることもできる。全録の対象チャンネルに指定していない放送局で、面白そうな番組を見つけて外出先から予約を入れたいときには重宝する。

ディモーラによる番組録画予約はWeb経由で簡単に入れられる

番組詳細を見ながら予約の詳細を設定

なお、「Panasonic Media Access」はインターネット経由のストリーミング視聴に特化したアプリなので、レコーダーからモバイル端末への録画番組の持ち出し(=ダビング)機能は内包していない。通信環境の良くない場所や、飛行機での移動などオフライン環境ではリモート視聴ができなくなってしまうので、真の利便性を追求するなら持ち出し機能は必須だ。ここはサードパーティーのアプリを併用することでカバーできるので後ほど説明したい。

スマホに最適化されていないので文字が小さいのが難点

録画予約を入れると該当の番組欄が赤く表示される

■レコーダーとアプリの設定は簡単

「外からどこでもスマホで視聴」は使いはじめるまでの設定がとても簡単なのが特長だ。スマホ・タブレットには先述の「Panasonic Media Access」アプリをインストールしておく。Android 4.0.3以降、iOS7以降の環境で動作する。アプリはストアから無料でダウンロードができるが、放送中の番組視聴に加えて録画番組もリモート視聴したいのであれば「CLUB Panasonic」への会員登録が必要になる。

「外からどこでもスマホで視聴」で番組を再生

画質の設定はプレーヤー画面からも随時変更できる

全録機能とリモート視聴。最高のマリアージュ

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