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新連載<折原一也の“いまシュン!”ビジュアルプロダクト>第1回

“全録レコーダー” 注目2機種、どちらが買い? 東芝「M590」&パナソニック「BRX6000」

2015/05/11 折原一也
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M590でNHKを選択した状態で「過去番組表」を1週間分スクロールするのにかかった時間は52秒(スクロール中は選択中の局のみ表示)。ページ送りは時々ひっかかるが、旧機種のM490と比べると高速化が図られている。

M590のみの長所として特に推したいポイントとしては「タイムシフトリンク」が挙げられる。これは、本機以外の「タイムシフトマシン録画」対応機、つまり東芝製の全録対応製品を本機と紐づけることで、それぞれの機器に全録した過去番組表を統合して1つの画面に表示できるというもの。外部機器の全録機能を、あたかも本機の内蔵機能であるかのような感覚で利用できるわけだ。

筆者宅には以前から東芝の「T560」が設置してあり、2チャンネルを全録設定していたため、この2ch分も一緒にM590の「過去番組表」で表示され、もちろんそのまま再生もできた。例えばレコーダーを買い増して2台をちゃんと使い分けるのは骨が折れるが、操作を一元化できれば何の苦労もない。東芝機を買い換え続けるファンには実に心強い機能と言える。

「過去番組表」はレグザーサーバーのT560との一体表示

「タイムシフトマシン連携機器」から設定できる

パナソニックのBRX6000は、「チャンネル録画」画面の1週間分のスクロールは1分12秒(スクロール中は全局表示)だった。なお、日付/時間帯を高速で移動させたい場合、「モーションリモコン」のボタンを押すと現れる日/時間帯のショートカットを利用すれば、かなり素早く目的の日時にジャンプできる。BRX6000を本当に効率よく使うには、これ以外にも随所でモーションリモコン操作を併用すると便利なので意識しておきたい。

なお、BRX6000の「チャンネル録画」の番組再生中にリモコンの上下ボタンで前/後の時間の番組、左右ボタンでは同じ時間の別チャンネルの番組といった具合に移動できる。使いこなせばタイムシフト視聴であっても、ライブ放送でチャンネルを変えるザッピングの感覚を再現できるというわけだ。

「チャンネル録画」の画面。モーションセンサーを押すと日付、時間帯でジャンプが可能だ

付属のリモコンはモーションセンサーと音声検索に対応

また、もう一つ忘れてはならいポイントとしてBRX6000は番組の自動チャプターに対応している点がある。全録であっても一般的なBDレコーダー並にチャプタースキップを利用できるのもBRX6000の長所だ。

番組再生後も上下左右で番組を切り替えてザッピングできる


■番組検索の使い勝手をチェック

番組検索については、東芝M590は「ざんまいプレイ」が便利だ。各種ジャンル検索の上に「急上昇キーワード」が使えて人気番組を見つけやすいことに加え、ユーザーの視聴履歴を学習する「あなたにおすすめ」「みんなのおすすめ」も使えるため、“使い込み甲斐”がある。

「ざんまいプレイ」はジャンル別検索のほかキーワードも登録可能

「急上昇ワード」はニュースなどで登場する話題の用語を自動でピックアップ

また、M590のオリジナル機能で面白いのは「ほかにもこんな番組」画面で、今観ているもの(ライブ試聴、タイムシフト番組問わず)にキーワード、出演者、ジャンルなどで関連する番組を探せる。例えば、『国分太一のおさんぽジャパン』を観ていると散歩関連番組をひたすら発掘できたりと、面白い番組を深掘りする目的で使い始めるとM590は面白い。

「ほかにもこんな番組」は、見たことのない番組探しに便利

なお、シーン検索についてはM590と連動する「TimeOn番組シーン検索」というiOS用アプリも用意されており、深掘りの余地はまだまだ大きい。

次ページ他機器連携に優れるM590、全録メジャー化の意気込みを感じるBRX6000

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