【特別企画】

5人の評論家が語る、ウィーン・アコースティクス「リスト」の魅力

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2014年12月17日

貝山知弘
Tomohiro Kaiyama

定位のいい音像を得ることができる
部屋を選ばぬ使いやすい高級モデル



貝山知弘
ウィーン・アコースティクスが新しくスタートさせた「インペリアル・シリーズ」の初モデルである。トップランクの「クリムトシリーズ」の設計思想を継承したリーズブルな価格の高級機で、背丈1m25cmで幅は45.5cm。背高で適度にスリムなモデルだと言っていいだろう。3個のウーファーを収めたキャビネットの上には中・高音ユニットを収める小型のキャビネットがセットされており水平方向に回転できる構造となっている。中音ユニットは15cm径のフラットなスパイダー・ コーン。その中央には3.3cmのトゥイーターが取り付けられている。 下部のキャビネットには17.8cm径のスパイダーコーンウーファー3台 がセットされている。底面は金属板を取付け、4カ所に長めのスパ イクを取付るようになっている。入力端子は1セットのみ。シングルワイヤリングはこの社の製品に共通する特長である。

各音域のバランスが整った好ましいサウンドだ。シングルワイヤリングにこだわる同社の自信が音に現れている。締まりのいい低音はローエンド方向への伸びが十分にあり、力感が強い。ブーミーな低音は避け、その分力感を強くし、ローエンド方向への伸びを重視するというサウンドの傾向は音を重視する多くのユーザーに望まれているものだ。中・高音はクリアネスが高く、キャビネットが横方向に動かせるので、定位のいい音像を得ることができる。部屋を選ばぬ使いやすい高級モデルとして推薦に値する。

山之内 正氏のインプレッション

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