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【一条真人の体当たり実験室】

真っ暗闇での全力疾走も明るく撮れる。そう、ISO 40万超のソニー「α7S」ならね

公開日 2014/08/04 15:23 一条真人(構成:編集部 小野佳希)
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「反復横跳びですか? あれって正式には30秒くらいでしたよね? やってやりますよ!」と、自信を見せながらストレッチを始める一条氏。さっそく腕の腱を延ばしているが、そこは反復横跳びではほぼ使わない部位ですよね…。

おもむろに腕のストレッチを始める一条氏。これから挑戦するのは反復横跳びである

案の定、ヘロヘロになる一条氏の様子を収めたのが次の動画。扉を閉め切って完全な暗室にしてしまうとさすがに撮影が厳しかったため、ほんの少しだけ扉を開けて外部からの光がある状態ではあるのだが、実際の見た目では何をしているか全く分からない。真っ暗闇に一条氏の「クッ…」「フッ…」という苦しそうな声が聞こえてくるだけという、結構不気味な空間となった。



いかがだろうか。上記のように一条氏や記者の目にはほとんど真っ暗な状態なのだが、動画では左右に飛び跳ねる一条氏のわがままボディや、帽子が途中で落ちる様子などをちゃんと確認できる。

ちなみに通常撮影した写真がこちら。黒いだけで何が何やらわからない

ちなみに、もちろん30秒でストップなどせず、倍の1分以上となる反復横跳びを(その旨は告げずに)続けてもらった。次第にバテていく一条氏の姿を、α7Sは克明に記録してくれた。

■さーて、次回の体当たり実験室は……

以上2つの実験を通し、α7Sの暗所撮影能力の高さを実感した一条氏と記者。映像と写真を確認した一条氏も「なるほど、かなりイイ感じに撮れるんですねぇ」と驚いた様子だ。

最後に少しだけ真面目なこともレポートしておくと、手持ち(三脚なし)でフラッシュも焚かないという状態でもあまり手ブレせずに写真を撮れたことは結構な驚きだった。いろいろと写真の楽しみ方を広げてくれそうなカメラだ。

そんなことを思う記者の横で一条氏は「次は『全力坂』でもやりますか!」と、これだけバテバテにさせられたのに、妙なやる気を見せている。本人がこう言ってくれているので、次回以降もぜひご期待いただきたい。

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