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【レビュー】JVCの“ベビームービー”「GZ-N5」を使ってみた

公開日 2014/07/04 20:34 ファイル・ウェブ編集部
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JVC“BabyMovie”シリーズのビデオカメラ「GZ-N5」
JVCから登場したビデオカメラ「GZ-N5」は、女性の手にもすっぽり収まるほどのコンパクトなデザインとカラフルなカラーが目を惹くモデルです。コンセプトは“カワイイ”、“キレイ”。「ママたちのあったらいいねをカタチに」した“BabyMovie”シリーズの製品で、商品化にあたっては女性モニターの意見も多数取り入れたとのこと。

“BabyMovie”シリーズは現在、内蔵メモリが8GBの「GZ-N1」(直販サイト価格66,476円)と、32GBの「GZ-N5」(直販サイト価格69,800円)がラインナップされています。

GZ-N1とGZ-N5は、内蔵メモリ以外の機能的な違いはナシ。カラーラインナップは異なり、N1はホワイト/ピンク/グリーン、N5はホワイト/ピンク/ブルーとなっています。

「GZ-N5」(直販サイト価格69,800円)


「GZ-N1」(直販サイト価格66,476円)
スマホではなく“BabyMovie”で撮る意味とは?

多機能化・高画質化が著しいスマートフォン。カメラ性能も進化したものが多く、フルHD動画が撮影できるものも多数登場しています。そんななか、スマホではなく「GZ-N5」や「GZ-N1」で撮る意味はどこにあるのかなーと考えると、「ズーム倍率などレンズの性能が高いこと」「映像も音もきれいに撮れること」が挙げられると思います。


幅47×奥行86×高さ56mmと、手の中にすっぽり収まるコンパクトボディ。本体側面にグリップベルトは付いておらず、サッと構えてすぐ撮ることができる。
レンズは、コンパクトなボディにも収まるよう新開発されたもの。F1.6と明るく、焦点距離も29.4mm(35mm判換算/ダイナミックズームOFF時)と広角よりです。ズームは光学10倍、ダイナミックズーム22倍まで可能なので、遠くの被写体も撮ることができます。また、電子式のパワードアクティブ手ぶれ補正モードも搭載。気になる手ぶれも抑え、綺麗な動画を録ることが可能です。

レンズは明るく広角で高ズーム倍率。LEDライトも備えている

また、JVC独自開発LSI「ファルコンブリッド」を搭載。レンズとあわせ、暗い場所でも明るい映像を撮ることができます。その画質は折り紙付き。「このサイズでこの画質。これは高く評価したい」と、評論家の会田氏も賞賛しています(レビュー記事はこちら)。ちなみに動画だけではなく、静止画(写真)も撮ることができます。

音声は、独自の高音質化技術「K2テクノロジー」記録に対応。もともとの音に近い状態で記録することができます。さらに「自動風音キャンセラー」を搭載し、風の音を抑えながら、レンズを向けている人の声をクリアに撮影可能。ズーム撮影に連動し、遠くの被写体の声や音をはっきり記録できる「内蔵ズームマイク」も備えています。

そして「GZ-N5」「GZ-N1」はチルト式スタンドが付いているのもユニーク。これを使えば、赤ちゃん目線で撮影したり、はたまた赤ちゃんを抱きながら自分撮りしたりすることも可能です。本体には抗菌塗装がされているので、赤ちゃんが本体を舐めたりしても大丈夫な点もポイントのひとつ。

本体底面にはチルト式スタンドを備えている。

そのほか、タイムラプス撮影や本体内編集機能なども用意。さまざまな映像を記録して、かたちに残すことができます。

ディスプレイはタッチ操作対応で、1.8型ワイド(8.4万ドット)と小さめ&画素粗め。ですがアイコンひとつひとつがかなり大きく表示されるので、タッチでメニューを選んだりするのに苦はありませんでした。ただ、記録中の動画を確認するにはもう少し大きい方がいいなと感じました。

ディスプレイは1.8型と小さめで画素も粗めだが、屋外での視認性は確保されている。またアイコンは大きく操作しやすい。

   ◇   ◇   ◇   


このように「GZ-N5」「GZ-N1」は、撮影機能や画質・音質的なメリットをきちんと確保しつつも、手のひらサイズのコンパクトボディなので持ち運びのストレスは一切なし。スマートフォンと一緒に持ち歩いて、お子さんのかけがえのない一瞬をうつくしくかたちに残してみてはいかがでしょうか。

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