HOME > レビュー > 音もこだわった高スペックタブレット「Kindle Fire HDX」で映画を楽しむ

【特別企画】VODをサラウンドで満喫する

音もこだわった高スペックタブレット「Kindle Fire HDX」で映画を楽しむ

公開日 2014/02/20 11:58 折原一也
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■ドキュメンタリーやドラマもKindle Fire HDXで楽しんでみた

さて、洋画以外の作品ではドルビーデジタルプラスがどう働くのか?という疑問を検証するために、他にも2作品の視聴を試みた。

一つは、「音楽モノ」という呼び名が相応しいかどうかは分からないが、『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』(2012年作品)。AKB48による2011年の西武ドーム公演の舞台裏を収録したドキュメンタリー映画なのだが、オンマイクとなる1時間16分〜の歌唱シーンでもその音質は確かなものだ。そして何よりも、舞台裏の生々しい臨場感が伝えられる5.1ch収録シーンがドルビーデジタルプラスの技術によってよりリアルに再現される。

もう一つは、現在テレビ朝日系列で放送中の剛力彩芽主演ドラマ『私の嫌いな探偵』の見逃し配信だ。こちらはサラウンドではなくステレオ収録の作品だが、セリフの重要性の高いドラマだけに、人の声・セリフの帯域がきちんとセンターに定位するKindle Fire HDXの技術が生きてくる。ヘッドホンによる視聴では、セリフを中央に定位させながら音楽が大きく広がる。特にBGMのピアノの丁寧なタッチと空間の広がりを感じられることは、テレビで視聴するのとはまた違った味わいだ。エンディングテーマとセリフが重なるシーンの鳴らし分けも明瞭である。

Kindle Fire HDXは、7/8.9インチという小型画面にオーバーフルHDという画質面のスペックで語られる事の多い端末だが、ドルビーデジタルプラス採用による音質性能も、事前の想像を超えるクオリティを確保していた。内蔵スピーカーによる視聴でもヘッドホンによる視聴でも、ユーザーの視聴環境に合わせてしっかりとドルビーデジタルプラスによる音響効果の恩恵を受けられるのが良い。現在国内では多数のVODサービスが存在するが、モバイル環境でもサラウンド視聴を実現していることは、Kindle Fire HDXそしてAmazonインスタント・ビデオの大きな強みといえるだろう。


◆折原一也 プロフィール
コンピューター系出版社編集職を経た後、フリーライターとして雑誌・ムック等に寄稿し、現在はデジタル家電をはじめとするAVに活動フィールドを移す。PCテクノロジーをベースとしたデジタル機器に精通し、AV/PCを問わず実用性を追求しながら両者を使い分ける実践派。




「Kindle Fire HDX」が抽選であたるプレゼントキャンペーン実施中!

現在ドルビージャパンでは、「ドルジーデジタルプラス」がAmazonの動画配信サービス「Amazonインスタント・ビデオ」に採用されたことを記念して、同サービスに対応するタブレット「Kindle Fire HDX」を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施中(詳細はこちら)。

応募者の中から抽選で、「Kindle Fire HDX 8.9」もしくは「Kindle Fire HDX 7」にAmazonギフト券3,000円分をセットにしたものがそれぞれ1名にプレゼントされるほか、ドルビーオリジナルデザインのAmazonギフト券3,000円分も30名にプレゼントされる。期間は2月28日(金)まで。ご応募はお早めに!

■PCからの応募URL
https://www.facebook.com/dolbyjapan/app_652139448184146

■スマホからの応募URL
http://surround-sound.jp/amazon_camp/



前へ 1 2 3

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック: