4モデルを安蔵靖志が徹底レポート

【レビュー】ウェアラブル/アクションカメラ主要4機種を全方位比較

安蔵靖志

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2013年12月25日
少子高齢化やスマホの普及などさまざまな要因が絡まってじわじわと縮小しつつあるビデオカメラ市場に対し、ここ数年で急速に「アクションカメラ」や「ウェアラブルカメラ」と呼ばれるジャンルの注目度が高まっている。

その理由は海や山、スポーツなど、通常の手持ちのビデオカメラでは撮影できないようなシチュエーションを含め、あらゆるシーンで撮影できるためだ。火付け役は米GoPro社の「HEROシリーズ」だが、JVCケンウッドの「ADIXXIONシリーズ」やソニーの「アクションカムシリーズ」など国内メーカーも参入し、一気に注目度が高まった。

まだまだ新しいジャンルだけに、その呼び方はまだ統一されていない。“アクションカメラ”や“ウェアラブルカメラ”という名称が定着しつつあるが、ソニーは“アクションカム”、パナソニックは“ウェアラブルカメラ”、JVCは“スポーツカム”と呼ぶなど、各メーカー間でも呼び方はまちまちだ。今回の記事では、以降、便宜的に「アクションカメラ」という呼び方を使っていくことにしたい。

今回の記事では、4機種のアクションカメラを揃え、実際に撮影した画質はもちろんのこと、使い易さやアクセサリーの充実度も含めた総合的な使い勝手を検証していきたいと思う。テストが多岐にわたったことから、まずは各検証へのインデックスを下記に記しておく。

今回はGoPro、SONY、JVC、PANASONICの4メーカーの4機種を集めて実際に撮影を行い、画質や使い勝手を検証した

INDEX
<1>取り上げる4メーカー4機種の基本スペックを比較
<2>各モデルで「できること」はどう違うのか?
<3>装着感や使い勝手、アクセサリー充実度をチェック
GoPro「HERO 3」&SONY「HDR-AS30V」JVC「GC-XA2」 & PANASONIC「HX-A100」
<4>各モデルの画質を徹底検証
GoPro「HERO 3」&SONY「HDR-AS30V」JVC「GC-XA2」 & PANASONIC「HX-A100」
<5>画質&使い勝手が優れていたのはどのモデル? 〜取材を終えて〜

■アクションカメラとは?

アクションカメラとは、耐衝撃性能や防水性能に優れたビデオカメラのこと。単体で防水性能を備えているモデルは数少ないが、「ハウジング」と呼ばれる透明ケースに収納することで防水性能や耐衝撃性能を実現している。


サイクリングやウィンタースポーツなどのアクティブな活動の中で臨場感ある映像が手軽に撮影できるのがアクションカメラの魅力だ
大きさは手のひらにすっぽりと収まる程度のコンパクトさで、付属や別売のアクセサリーを使うことで頭やヘルメット、自転車やバイクなどのハンドルなどさまざまな場所に設置して撮影できる。

使い方のバリエーションはかなり広い。防水・耐衝撃性能を実現しているため、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツ、サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツ、自転車やバイク、スケートボードなど、撮影シーンはかなり幅広い。

身体や乗り物などに装着することを前提にしたカメラのため、一部機種を除いて映像を確認できるディスプレイを搭載していない。その代わり、Wi-Fi(無線LAN)を通じてスマートフォンやタブレットから画角や撮影した映像を確認できるようになっている。

一般的なビデオカメラに比べて扱いにくい部分もあるものの、激しい動きを撮影するためには最適のモデルなのである。

各モデルの基本スペックを比較

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