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【特別企画】音のDAIKENで実現

8畳間で出来る!楽器練習もシアターもOKな“シアター&音楽室”に注目

公開日 2013/10/30 12:00 レポート/ファイル・ウェブ編集部
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【2】音の響き方やインテリア性までチェック!“女性ならでは”の部屋作りを実践

DAIKENショールームで何度も相談に乗ってもらった

実際の部屋作りにあたっては、まず楽器練習室としての防音仕様を決めた。DAIKENの防音仕様には「プレミアム★★★防音(S防音)」「スタンダード★★防音(A防音)」「スタンダード★防音(B防音)」の3つのグレードがあるが、今回幸子さんは「スタンダード★★防音(A防音)」の仕様を選択した。「ショールームで体験したときに、S防音とA防音の2つに高い効果を感じました。シアターも導入することにしたので、予算との兼ね合いも考えて、効果が高くコストが抑えられるA防音仕様に決めました」(幸子さん)。

大建の「スタンダード★★防音(A防音)」を導入した。入り口側の防音ドア(左)と、天井の様子(右)

DAIKENでは、これから音楽室やシアター室を作ろうと考えている若尾さん夫妻のような一般ユーザー向けに、同社の建材による防音効果を体験できる無料の“体感ツアー”も実施している。幸子さんは「本当は体感ツアーにもの凄く行きたかったんですが、都合がつかなくて参加できなかったんです」と語った。

体感ツアーへの参加は残念ながら叶わなかったが、幸子さんはその後もドアや床材、天井などを見にひとりで何度もDAIKENショールームを訪れた。自分のフルートを持っていって、ショールームで実際に演奏して音の漏れ具合・響き具合を確かめたという。「防音性能を体験できるところはなかなか無いので、DAIKENショールームに行ってとても良かったです」と幸子さんは振り返った。

何よりもフルートの音の響き方について、プロからのアドバイスがあったことは大きかったようだ。「部屋の響き方については、自分の演奏している音を確認しやすいように、ワンワン響かない方が良いんですが、しかしデッドにもなりすぎても困る。どういった建材でどのように音が変わるのか、ショールームでアドバイスしてもらいながら体験できたんです」(幸子さん)。このように、部屋の防音をしっかり決めることは、普段から使う部屋でホームシアターを楽しむ大きなカギだ。

普段から楽しく過ごせる“明るい部屋”を作る!「室内は“白”で統一」

続いて、若尾さん夫妻の部屋作りはホームシアター機器導入の段階へ移る。ここでは、逸郎さんがインターネットで調べたり、音楽活動で出会った知人の口コミを参考にして、オーディオ&ホームシアターショップのだやに依頼をした。「色々調べていたら、音のことで相談していたDAIKENさんと繋がりのあるショップだということもわかって、安心してお任せすることができました」(逸郎さん)。

なお、ユーザーがホームシアター製品の購入時に気にするポイントとしては、機器そのものの使いやすさや機能、音質、デザイン、金額など様々な条件があるだろう。今回は、幸子さんが“色”を重要視してのだやに導入機器の要望を出したという。

“白”で統一された室内

「やっぱり普段から生活の中で使う部屋ですし、インテリアは納得いくようにしたかったんです。広く見えて圧迫感が無く、明るくて過ごしやすい部屋を目指しました。そこで、室内は“白で統一!”を最優先事項にしたんです」と幸子さんは語る。

しかしホームシアター機器といえば、一般的には黒など暗い色や筐体のゴツい製品が多い。白色でインテリアを邪魔しないモデルを探すのは、やはり難航したようだ。どうやって各製品を見つけたのかを尋ねると、「全部のだやさんにお任せして、何とか要望に合う機器を見つけて頂いたんです」という。ここでも、プロへの相談が理想の部屋作りへの大きなポイントになっていた。逸郎さんと幸子さんは実際にのだやのシアタールームへ足を運び、のだやが“白”を基本にラインナップした製品を体験しながら選んでいった。

プロジェクターは“筐体が白色であまり大きすぎないもの”、スピーカーについてものだやが提案した白色の製品の中から音質の良い機種を選んでいき、最後は部屋に導入したときのデザインも考えて決定した。なお、室内にある本棚はセンタースピーカーが上手く収納できるように合わせて設計されており、細部まで幸子さんのこだわりが溢れている。

プロジェクターももちろん“白”で統一している

センタースピーカーをぴったり収納できるようにあわせた本棚。部屋の細部にまで幸子さんのこだわりが溢れている

「スピーカーやケーブルなんかは、白い製品が少なくてのだやさんも探すのが大変だったみたいです。でも、全て私たちの要望に合わせて製品を探して頂いたおかけで、納得のいく部屋作りができました」と語る幸子さん。逸郎さんも「今回は、DAIKENショールームで楽器の響きを体験して決めた部屋の仕様と、導入するシアター機器との兼ね合いなんかを、併せてのだやさんに相談できたことも大きかったですね」と振り返った。

壁をつたう配線まで、徹底的に“白色”で統一している


なお、筐体が白でなかったBDプレーヤーやAVアンプは、棚を利用して自然とインテリアの中に収納できるよう工夫している
このようにして、プロジェクターやスピーカーを導入しつつも、“女性ならでは”の目線による明るくて過ごしやすいシアター&音楽室が完成した。

こうして若尾さん夫妻のシアター&音楽室が完成した

<明るいシアタールームを実現!>のだや宇都宮店 店長 織井雅史氏のコメント

一般的に、黒や茶色など暗い色が多いホームシアター機器を“白”で統一することはやや難しいご注文でしたが、普段から過ごしやすいお部屋を作るという若尾さんご夫妻のご要望を叶えられるように、何とか導入機器をラインナップさせて頂きました。機器選びの際にはちゃんと製品の良さがわかるよう、お二人にはのだや店舗内のシアタールームにもお越し頂きました。のだやでは、このように実際に店舗でご体験頂きながら、様々なお客様の生活スタイル・ご希望にあわせたホームシアター機器のご提案をさせて頂いております。
オーディオ&ホームシアターのだや宇都宮店
公式サイトはこちら

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