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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第21回】“低音ホン”の決定打? デノン「AH-C300」のデカさと太さを体感せよ

公開日 2012/10/26 14:58 ファイル・ウェブ編集部
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■低音強化系イヤホン“低音ホン”に強烈な新モデル登場

低音の再生能力を重視した“低音ホン”は、いまや確立されたジャンルと言ってもよい。クラブ系の音作りやリスナーの感覚に合うことはもちろん、それに限らず普通にポップスを聴くリスナーでも、低音の迫力やグルーブを引き出してくれる“低音ホン”を好む方は増えている。

そんな人気の“低音ホン”ジャンルに、規格外というか最終兵器というか、とにかく強烈な新製品が登場した。「AH-C300」だ。

今回の紹介アイテム、AH-C300。単品写真で見るとちょっと変わった形のイヤホンだなという程度の印象かもしれないが実は…

AH-C300は、デノンがこの夏に一挙に展開してきたヘッドホン&イヤホンの新ラインナップの中で「URBAN RAVER」シリーズに属するカナル型イヤホンだ。

なかなかの価格帯の製品なのでパッケージもしっかりしている

シリーズのイントロデュース文章から抜粋すると、「体の芯まで伝わるようなパワフルで豊かな重低音」「心の底にある躍動感をも目覚めさせる、超重低音」とのこと。大事なことなので二回言ってます>重低音。二回目は”超”まで付いてるし。

ここまで言われると気になる“低音ホン”ファンは多いことだろう。しかしコイツは実売2万4,000円程度と安くはない。果たしてそれだけの価値があるのだろうか? さっそくチェック開始だ!

…デカアァァァァァい!

次ページとりあえずデカい。…が、装着感や機能性はポイントが高い!

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