ついに発売、新たな最高峰の実力とは?

【レビュー】Android搭載の“ウォークマン”新フラグシップ「Z1000シリーズ」を試す

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編集部:風間雄介

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2011年12月08日
■ついに出たウォークマンの新フラグシップ

長らくウォークマンのフラグシップに君臨していた「X1000シリーズ」。エントリー〜ミドルクラスが頻繁にモデルチェンジを繰り返す中、Xシリーズはなかなか後継機が用意されず、ファンをやきもきさせていた。

このXシリーズのリプレースモデルとなる「Z1000シリーズ」が、発表から3ヶ月を経て、いよいよこの12月10日に発売される。

今回試用したのは16GBの「NW-Z1050」(ブラック/ブルーモデル)

Zシリーズの最大の特徴は、OSにAndroidを採用したこと。Androidマーケットも利用できるため、ちょうどiOSにおけるiPod touchのように、「毎月の通信費用が必要ないAndroidデバイス」として気軽に利用できる。

さらに本機は、ソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master」をモバイル機器用に進化させた「S-Master MX」を採用。これに周囲の騒音を約90%までカットできるデジタルノイズキャンセリングや高域補間技術「DSEE」、CLEAR BASS、CLEAR STEREO、13.5mm径ユニットの付属EXヘッドホンをあわせ、“6つのクリアオーディオテクノロジー”を採用したとアピール。「ウォークマン最高音質を実現した」と宣言している。

ラインナップは64GB/32GB/16GBの3モデルを用意。想定売価はそれぞれ43,000円前後、33,000円前後、28,000円前後となっている。本体色はブラック/ブルーとレッド/ブラックの2色展開だが、前面にレッド、背面にブラックの配色を採用したソニーストア限定モデル「NW-Z1070 W(64GB)」も用意されている。

本体上部、画面向かって左側に電源ボタンを装備

WM PORTを底面に装備。その横にイヤホン端子を備える

詳しい仕様はニュース記事を参照されたいが、ソニー初のAndroidウォークマン、しかも最高音質を謳う自信作ということで、その使い勝手や音質が気になっている方は多いだろう。実際のクオリティを確認していこう。

■一般的なスマートフォンより大きく重いが手に馴染みやすい

本体には4.3インチ、800×400ドットの液晶ディスプレイを装備。マルチタッチ操作にも対応している。

画面サイズは、最近の大型画面のスマホと同程度で、非常に大きい。動画再生を大画面で行いたい、広い画面でウェブブラウズしたいという方には良いだろう。

本体についても、ただでさえ画面が大きい上に、画面以外のベゼル部分もかなり広く取ってあるので、率直に言って、かなり存在感がある印象だ。外形寸法は約70.9W×134.2H×11.1(最薄部9.6)Dmm。また画面が大きいため、片手で持っていると、持ち方によっては親指が届かない場所が出てくる。このあたりは大画面の迫力を取るか、取り回しを優先するかのトレードオフということになる。

手に持ったところ。画面が大きく迫力が感じられる

iPhone 4Sとのサイズ比較。ウォークマンZが際立って大きいことがわかる

質量は約156gで、手に持つとかなりズッシリとした手応えが感じられる。たとえばXperia acro「SO-02C」は約135g、iPhone 4Sは約140g。ウォークマン Zは一般的なスマートフォンより重いのだ。

ただし本体側面にはアールが設けられており、背面部もアーチ状になっているため、大きさや重さのわりに、グリップ感や重心バランスは悪くない。これはソニー・エリクソンのスマートフォン「Xperia arc」などと同じアプローチだ。グループ内のノウハウが共有された可能性もある。

背面はアーチ状で、手に馴染みやすいデザインとなっている。手前側にあるシルバーのメッシュ部分がスピーカー

機能をチェック − Android端末としての使い勝手は?

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