ソニー×『スター・ウォーズ』、「Xperia 1 VII」特別モデルが登場。ソニーストアでは記念イベントも
ソニーは、『スター・ウォーズ』のオリジナルデザインを刻印した、Androidスマートフォン「Xperia 1 VII(エクスペリア ワン マークセブン)」スペシャルモデルの注文受付を本日5月26日から開始した。価格は214,500円(税込)。
Xperia 1 VIIは、同社のデジタル一眼カメラ「α」シリーズや、「ウォークマン」「BRAVIA」といった専用機に搭載されている最先端の技術と、各領域で培ったAI技術を、Xperia向けに最適化した「Xperia Intelligence」を搭載した同社のフラグシップスマートフォン。
この度発売される『スター・ウォーズ』モデルでは、Xperia 1 VII SIMフリーモデル(12GB/256GB)のスレートブラックをベースに、背面パネルに「ダース・ベイダー」を刻印した「ダースベイダーモデル」と、Disney+で配信のドラマシリーズ『マンダロリアン』に登場する「マンダロリアン」と「グローグー」を刻印した「マンダロリアンモデル」の2ラインナップを展開する。
また、購入特典として本体刻印デザインに採用した「ダース・ベイダー」と「マンダロリアン」&「グローグー」をデザインしたオリジナルデザイン壁紙各2種を用意。壁紙は、購入後に送付されるURLへアクセスし、My Sonyでサインインすることでダウンロードできる。なお、パッケージについてもオリジナルデザインが採用されている。
販売は、ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」、ならびにソニーの直営店舗「ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」、および全国のe-ソニーショップにて行われる。
ソニーの機材で『スター・ウォーズ』を堪能! 特別イベントの模様を紹介
『スター・ウォーズ』モデルの発売を記念して、ソニーストア店舗にて「STAR WARS Special Event in Sony Store」と銘打つ特別イベントを本日からスタート。Xperia 1 VII『スター・ウォーズ』モデルの実機展示が行われるほか、BRAVIA最新モデルとサウンドバーや、ヘッドホンを使用して『スター・ウォーズ』の映像を楽しめる。本稿では「ソニーストア 銀座」での模様をお伝えしたい。
イベントは、全国のソニーストアにて行われるが、ソニーストア銀座と大阪では、迫力あふれるライフサイズ(等身大)スタチューが来場者をお出迎え。銀座での開催は5階エリアで開催。エスカレーターで5階に上がると「帝国の逆襲」でお馴染みの「カーボナイトハン・ソロ」がお出迎え。結構なインパクトである。
銀座での展示スタチューは、上記の「カーボナイトハン・ソロ」のほか、ライトセーバーを振りかざす姿が勇ましい、エピソード2・3期の「ジェダイ・ヨーダ」、今回発売された『スター・ウォーズ』モデルの刻印にも採用され、キュートな姿が愛らしい「グローグー」がラインナップ。
いずれも、あらゆる角度から撮影が可能。お手に触れることはもちろん厳禁だが、近い距離感でツーショットが撮れるフォトスポットとなっている。
「SWCJ 2025」の熱狂を追体験。イベント参加でプレゼントも
昨年7月のリニューアルに伴って、銀座店のみに設置されたエンターテイメントシアター「SHIKAKU(シカク)」も『スター・ウォーズ』仕様に。Xperia 1 VII『スター・ウォーズ』モデルのパッケージにも使用される「マンダロリアン」と「ダース・ベイダー」のビジュアルが縦横高さ2.4m全面に貼り出される光景は圧巻の一言。さらに、外観だけでなく、SHIKAKU内部も「デス・スター」壁面をイメージした装飾が施される。
もちろん、SHIKAKUで楽しめる映像も『スター・ウォーズ』にちなんだコンテンツを用意。17年ぶりの日本開催で大いに盛り上がった3日間をダイジェストした「STAR WARS CelebrationJapan2025(SWCJ2025) 特別映像」と、Disney+で楽しめる『スター・ウォーズ』作品の名場面を散りばめた「マッシュアップトレーラー」の2本を体験できる。
いずれの映像も、作品の公式YouTubeチャンネルなどで配信されているものではあるが、Mini LEDバックライト搭載4K液晶テレビ “BRAVIA 9” (XR90シリーズ)75型モデル、サウンドバー “BRAVIA Theatre Bar 9” 「HT-A9000」、リアスピーカー「SA-RS5」にて構成されたシステムで、高繊細な映像とサラウンド体験を楽しめる。
こと、記者もプライベートで参加し、開催最終日のクロージングセレモニーで客席から眺めた「STAR WARS CelebrationJapan2025 特別映像」のサラウンド体験は一見の価値ありだ。オーディエンスの拍手や、ステージの熱狂といった、幕張メッセで繰り広げられた “お祭り感” をトレースできてしまう。記者のように実際にステージイベントに参加したという方は、あの日あの時を呼び起こされること請け合いなしと言ったところか。
スタイリスト(ソニーストアスタッフ)の方に、映像の音声について伺ったところ、YouTubeで配信されているものと同様で、特にマルチchでの収録では無いとのこと。SHIKAKU内に導入されるHT-A9000の搭載機能「サウンドフィールド機能」によるステレオコンテンツの立体音響化や、物理的なリアスピーカーを設置することで、「まるで会場内に居るような」音響体験にて、同映像を楽しむことができる。
「あの日」を思い起こさせるサラウンド体験だけでも、十分に満足感を得ることができるが、なんと映像体験のうえ、アンケートに答えるとXperia 1 VII『スター・ウォーズ』モデルのパッケージデザインを使用した、「ダース・ベイダー」「マンダロリアン」アクリルキーチャームから “どちらか1個” がプレゼントされる。なお、土日祝日のSHIKAKU体験については予約制となっているため、来場の際は注意されたい。
さらに、来場者プレゼントという観点では、ソニーストア 店舗のXをフォローし、SNSにて「#スター・ウォーズソニーストアキャンペーン」ハッシュタグと共にイベントの感想を投稿することで、Xperia 1 VII『スター・ウォーズ』モデルのパッケージデザインのA4クリアファイルも貰えてしまう。至れり尽くせりとはこのこと……といったところだが、いずれの特典も無くなり次第終了。非売品コレクターは早めの来場がオススメだ。
また、会場内のBRAVIAでは、Disney+プレミアムプランによる、4K UHD/HDR、ドルビーアトモスでの『スター・ウォーズ』シリーズトライアル視聴も可能。全編放映ではないものの、ソニー製の機材でハイクオリティな映像と音を楽しめる機会となっているため、店舗スタイリストにお気軽に声を掛けてもらいたい。なお、聞くところによると、ソニーストア 銀座には、シリーズのファンであるなら聞き覚えがあるかもしれないファンダム(ファンコミュニティ)の重鎮が居るとか、居ないとか……。
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「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」の17年ぶりの日本開催を皮切りに、今年で公開から20周年を数える『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』のリバイバル上映、5月4日に渋谷・みなとみらいで開催された「スター・ウォーズの日」イベント、『ANDOR』シーズン2や、『STAR WARS TALES OF THE UNDERWORLD』といった、Disney+配信作の連続リリースなどなど。今年の4、5月に掛けてのスター・ウォーズを取り巻いていた環境はまさに怒涛といったところ。
これらの展開が落ち着いてしまい、寂しい思いをしている方にこそソニーストア各店舗でのイベントに足を運んでもらいたい。家でより良い音と映像で『スター・ウォーズ』を楽しむヒントに溢れているし、グッズまで貰えてしまう。
そしてソニーと『スター・ウォーズ』の関係性を語るうえでは、厚木所在のテクノロジーセンターで制作されたデジタルシネマカメラ「CineAlta」の存在も外せない。2000年代前半に登場したそのカメラの功績を讃えるようにエピソード2/3のエンドロールでは、「SONY ATSUGI」とクレジットされるほどだ。
そのカメラがもたらした技術革新は、『スター・ウォーズ』を飛び越え、現代の映画制作に大きな影響を与えるのだが……それはともかく、そんなソニーの旗振りで『スター・ウォーズ』のイベントが開催されるのは感慨深ささえ覚える。シリーズファンの方は、ぜひ時間を見つけて足を運んでほしい。
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