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バグ修正も

「iPadOS 16.2」提供開始。「Apple Music Sing」や新アプリ「フリーボード」、6K外部ディスプレイ対応など

公開日 2022/12/14 10:37 編集部:小野佳希
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アップルは、「iPadOS 16.2」の正式提供を開始した。

「iPadOS 16.2」の正式提供を開始

今回のアップデートにより、Apple Musicのカラオケ機能「Apple Music Sing」に対応するほか、新アプリ「フリーボード」も追加。また、いくつかのモデルでは最大6Kの外部ディスプレイに対応する。

「Apple Music Sing」は先日に先行発表されていた機能で、Apple Music内の数百万曲が対応。ボーカル音量をスライダーで調整し、好みの音量で歌うことができる。音節に合わせて歌詞を表示する機能も強化し、楽曲の進行をより正確に追うことができるようになった。

新アプリ「フリーボード」は、友人や同僚とクリエイティブに作業するためのアプリだと説明。複数人でキャンバスにスケッチしたり、ファイルや画像、付せんなどを追加できる。iPhoneだけでなくMac、iPadも対応している。

ステージマネージャ機能もアップデート。iPad Pro 12.9インチ(第5世代以降)、iPad Pro 11インチ(第3世代以降)、およびiPad Air(第5世代)で最大6Kの解像度の外部ディスプレイに対応した。また、互換性のあるデバイスと、接続されているディスプレイ間でファイルやウインドウをドラッグ&ドロップできるようになるほか、最大で、iPadのディスプレイで4つ、外部ディスプレイで4つのアプリを使用可能になる。

Game Centerでも、マルチプレイヤーゲームがSharePlayに対応。FaceTimeで通話中の相手と一緒にプレイすることなどが可能になった。またアクティビティウィジェットを使って、ホーム画面から友人がプレイしているゲームや、その達成状況を確認できるようになった。

また、スマートホーム用アクセサリとAppleデバイス間での通信の信頼性および効率も向上。加えて「メッセージ」アプリの検索では、犬、車、人物、テキストなどの写真の内容に基づいて写真を検索可能になった。

そのほか、「IPアドレスを公開」設定で再度読み込むと、SafariでiCloudプライベートリレーのユーザーが特定のサイトでサービスを一時的に無効にすることもできるようになった。「メモ」アプリでは、参加者カーソルによって、ほかの人が共有メモをアップデートしている箇所をライブで表示可能にした。

また、AirDropの設定が10分経過すると自動的に “連絡先のみ” に戻るようになり、希望しない相手からのコンテンツの受信リクエストを防止できるようになった。

そしてバグ修正では、アップデート後に一部のメモがiCloudと同期できなくなる問題、アクセシビリティのズーム機能を使用しているときにMulti-Touchジェスチャが反応しなくなる可能性がある問題、日本語キーボードでの入力中にVoiceOverで変更を認識できないことがある問題を修正した。

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