アップル、「macOS Monterey」正式リリース。FacetimeやSafariを強化

アップルは、macOSの最新版となる「macOS Monterey」の提供を開始した。正式なバージョンは12.0.1。

開発者向け、一般ユーザーへのβテスト版を経て、いよいよ正式に提供開始された格好だ。新Appleシリコン「M1 Pro」「M1 Max」を搭載した新型「MacBook Pro」の発売に合わせたタイミングでのリリースとなった。

空間オーディオを活用したFacetimeでの通話性能の強化や、SafariのUI変更による使い勝手の向上、「集中モード」で通知を自動選別、iPhoneやiPadからMacに直接コンテンツを共有できる「MacにAirPlay」の追加、テキスト認識表示で写真内のテキストをシステム全体で操作可能など、様々な機能を搭載する。

一方で、もともとアナウンスされていたうち、FaceTimeで画面を共有できる「SharePlay」や、1つのマウス・キーボードで2つ以上のデバイスをシームレスに操作できるデバイス連携機能「ユニバーサルコントロール」についてはリリースタイミングでは実装されておらず、「今年の秋に使えるようになります」とアナウンスされている。