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dポイント進呈/dアカウント認証などの連携を展開

ドコモ、MVNOと連携した新たな低価格プラン。550円で0.5GB/無料通話10分付きなど

2021/10/08 編集部:伴 修二郎
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NTTドコモは、ドコモよりも低価格なMVNOの料金プランをドコモショップで契約したり、dアカウントやdポイントも連携する取り組み「エコノミーMVNO」について、フリービット(株)とNTTコミュニケーションズ(株)の2社と合意したことを発表した。

「ドコモのエコノミーMVNO」

これにより、フリービットが展開する「TONEファミリー」、NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」がドコモ向けに用意する新料金プランを利用可能に。「OCN モバイル ONE」では、データ容量0.5GBと無料通話最大10分相当つきで月額550円(税込)のプランを10月21日より提供開始する。またフリービットは、子供を見守る「TONEファミリー」機能を搭載するティーン向けSIMサービス「トーンモバイル」を12月より提供開始する。

フリービット提供予定の「トーンモバイル」

ドコモでは、エコノミーMVNOの取り組みを各社と協議し、その最初のパートナーとしてフリービットとNTTコミュニケーションズと合意したと説明。ドコモ自身でもこれまでユーザーに寄り添った料金サービスの拡充に努めてきたとする一方で、昨今の低廉で小容量ユーザーのニーズに応えるかたちで今回の連携に至ったという。

フリービット(株)とNTTコミュニケーションズ(株)の2社と合意

今回のエコノミーMVNOは、ドコモの「プレミア」小容量プランよりも低廉で3GB以下を対象とした料金サービス。ユーザーはMVNO側のプランを利用しつつも、利用料金に応じてdポイントを獲得できたり、マイページ等でのdアカウントでの認証も行えるほか、通信料金へのdポイントの充当なども可能だ。

低廉で小容量なプランとしての位置づけ

また、全国のドコモショップ約2,300店舗で、SIMカードの発行や開通を含むエコノミーMVNOの料金サービスの新規契約が可能。これに加えて、ドコモスマートフォン等の端末販売や、APN設定/dアカウント設定といった初期設定、端末の故障などによる補償サービスなどをサポートする。

全国のドコモショップにて手厚いサポートを実施

なお、料金サービスの提供主体はMVNOとなるため、ドコモからの移行はMNPを利用した解約の手続きとなり、ドコモの回線継続利用期間の引き継ぎや、キャリアフリー化していないサービスの継続、割引サービスのの適用はされない。

そのほか、今後のMVNO追加については、ユーザーのニーズに応じた料金サービスのさらなる充実をめざし、引き続き連携に向けた協議を実施していくと説明している。

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