2機種とも防水/おサイフケータイ対応

折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 3 5G/Flip3 5G」au/ドコモが10月上旬発売。9/8予約開始

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編集部:川田菜月
2021年09月08日
サムシン電子ジャパンは、折りたたみできる “フォルダブルスマートフォン” 「Galaxy Z Fold3 5G」「Galaxy Z Flip3 5G」を、NTTドコモおよびKDDI/沖縄セルラーより10月上旬以降に発売する。どちらも本日9月8日より予約受付を開始した。2機種とも8月に発表したモデルの国内販売が決定したかたち。

「Galaxy Z Fold3 5G」※Sペンは別売

「Galaxy Z Flip3 5G」

ドコモではZシリーズの取り扱いは初。現在オンラインショップでの予約販売価格は、Galaxy Z Fold3 5Gが237,600円、Galaxy Z Flip3 5Gが148,896円(ともに税込)となっている。取扱カラーは、Galaxy Z Fold3 5Gがファントムブラックのみ、Galaxy Z Flip3 5Gがクリーム/ファントムブラックの2色。

なお、auオンラインショップでの価格は現在確認できないが、取扱カラーはGalaxy Z Fold3 5Gがファントムブラック/ファントムグリーン、Galaxy Z Flip3 5Gがクリーム/ファントムブラックの、いずれも2色展開となる。またauではスマートウォッチ「Galaxy Watch4」も取扱予定で、10月下旬に発売開始する。

Galaxy Z Fold3 5Gは横向きに折りたたみができるスマートフォン。従来モデルからよりスリムなデザインとし、折りたたんだ状態では約6.2インチのカバーディスプレイを、広げることで約7.6インチのメインディスプレイが利用できる。

左から初代、2世代目、そして一番右が「Galaxy Z Fold3 5G」

同社いわく、従来ユーザーの多くがメイン/カバーディスプレイの使用頻度は同程度であったことから、「両方のディスプレイで最高の体験を提供」することを目指したとし、いずれにもDynamic AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用、またリフレッシュレートは120Hzに対応する。

折りたたんだ状態でも、通話やSNSなど通常のスマートフォンと同様の機能が利用可能。開くとタブレットのような操作感が得られる。インカメラはディスプレイ下に埋め込むことで、カメラ用のパンチホールをなくし、これにより没入体験を高めたとする。

また、メインディスプレイは10Hzから最大120Hzのリフレッシュレートを、コンテンツに合わせて変化させるため、滑らかな映像表示を可能にし、消費電力も抑えられるとしている。ドルビーアトモス対応のステレオスピーカーも搭載する。

最大120Hzのリフレッシュレートを実現。カメラはディスプレイ下に埋め込み

本モデルは「Sペン」に新対応し、Galaxy Noteシリーズと同様に手書きメモやスケッチなども可能。画面を3分割して複数アプリを同時利用できる「マルチウィンドウ」機能や、折り曲げて角度をつけた状態にすると専用UIを自動表示する「フレックスモード」にも対応する。

本体は新たにIPX8の防水機能を備え、さらにおサイフケータイにも対応する。本体サイズは、閉じた状態で約67W×158H×14.4Dmm、開いた状態で約128W×158H×6.4Dmmで、質量は約272g。

Galaxy Z Flip3 5Gは、「大画面をコンパクトかつファッショナブル」に持ち運ぶことをコンセプトとしたモデル。縦に折り畳むことで、約4.2インチ相当の正方形のような形状となり、手のひらにおさまり、ポケットや小さなカバンにも収納しやすいサイズとなる。

Galaxy Z Flip3 5Gは一番右。カバーディスプレイ部が格段に大きくなった

カバーディスプレイはSuper AMOLED(有機EL)で、従来モデルの約4倍のサイズとなり、通知確認や音楽再生、セルフィー撮影などさまざまな操作が行いやすくなっている。背景には好きな写真やgif動画を複数設定するなどカスタマイズ可能。また各機能にアクセスしやすいようディスプレイオプションを選択できる。

カバーディスプレイは従来モデルの約4倍

開くと約6.7インチの大画面ディスプレイが出現。Dynamic AMOLED(有機EL)を採用、120Hzのリフレッシュレートに対応する。また本モデルもドルビーアトモス対応のステレオスピーカーを搭載し、鮮やかかつ滑らかな映像表示と、臨場感あふれるサウンドが楽しめるとする。

また、Galaxy Z Fold3 5G同様に、折り曲げた状態での使用に最適化した「フレックスモード」に対応。外側にそれぞれ1,200万画素の広角/超広角カメラ、内側に1,000万画素のフロントカメラを備え、折り曲げた状態での撮影や画像確認しながらのセルフィー撮影など、「三脚いらずに実現できる」とアピールする。

さらに被写体を認識して動きに合わせてズームが自動調整する「自動フレーミング機能」も装備。Vlogなど動画撮影にも活躍するとしている。そのほか、本モデルもIPX8規格の防水/おサイフケータイに対応する。

防水/おサイフケータイに対応

本体サイズは、閉じた状態で約72W×86H×15.9Dmm(最厚部17.1mm)、開いた状態で約72W×166H×6.9Dmm最厚部8.1mm)で、質量は約184g。本モデルについては、新WEBムービーとしてBTSが出演する『Galaxy x BTS: Unfold your Galaxy Z Flip3』が本日公開された。

BTSが出演する新WEBムービー『Galaxy x BTS: Unfold your Galaxy Z Flip3』も公開開始

ドコモ、au共に、発売日から10月18日までの期間中にGalaxy Z Fold3 5GまたはGalaxy Z Flip3 5Gを購入した方を対象に、応募者全員に純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」および「MicroSDカードリーダー(試供品)」をプレゼントするキャンペーンを実施する。

さらにGalaxy Z Fold3 5Gの購入者には、専用ケースとSペン「Flip Cover with Pen」もプレゼントされる。応募期間は10月25日23:59まで。

同社は本日新製品発表会を開催。同社では、上述の最新Zシリーズ2機種を先行発売した各国の販売状況を受けて、折りたたみできる “フォルダブルスマートフォン” の市場は「2023年までに10倍になる」と予測していると説明する。

市場は「2023年までに10倍」と予想

具体的には韓国では過去最多の27万台以上を販売、アメリカでは事前予約台数が今年発売された従来Zシリーズの全体販売数を上回るなど、好調な売れ行きだという。今後も「折りたたみスマートフォンがメインストリームとなることを目指し、技術開発を続けていく」とした。

同社の公式ショップ「Galaxy Harajuku」では製品の体験も可能。同日発表されたGalaxy Watch4や、ANC機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」、専用アクセサリーなども手に取ることができる。

スマートウォッチ「Galaxy Watch4」

完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」

Galaxy Z Fold3 5Gの折りたたんだ状態は、従来スマートフォンとほぼ同じ使い勝手が得られ、また本体がスリムなおかげで、厚みはあるが手の小さい記者でも持ちやすく、操作しやすかった。比べるとiPhone12 miniと同等幅。

本体がスリムで持ちやすく、従来スマートフォンと変わらない

片手で本体を開いたり、その状態で操作するのはやや難しいが、謳われているとおり、メインディスプレイはタブレットのような大画面になり、YouTubeなど動画コンテンツも大きく表示する。指での操作よりも、新たに対応したSペンでの操作の方が快適そう。他にも3つのアプリを同時表示できるなど、スマートフォン一台で様々な機能を一度に活用したいユーザーにはぴったりだろう。

Galaxy Z Fold3 5Gを開くと、正方形に近い大画面に(左)

Galaxy Z Flip3 5Gは、二つ折り携帯電話のようにはいかないものの、開閉は片手でも行える。折りたたんだ状態のサイズは、浅めのポケットにも収まる程度で、幅はiPhone XRと近しかった。

クリームは艶仕上げ、ファントムブラックはさらりとしたマット仕上げ

iPhone 12 miniと比較した様子。Galaxy Z Fold3 5Gはほぼ幅は同じ、Galaxy Z Flip3 5Gは幅は大きくなるものの、手のひらに収まるコンパクトさを実現

開くと縦長の画面になるが、2画面のマルチウィンドウ機能対応のため、上と下でアプリを開いての同時作業もしやすい。特に折り曲げた状態でのフレックスモードが便利。YouTubeでは上画面に動画を大きく映し、下画面に概要欄やコメントなどの文字情報を表示、カメラ機能では上に撮影画面を表示し、下に各機能などを並べて表示するなど、アプリケーションによってはこちらの方が見やすいと感じた。


なお、今回Galaxy Z Fold3 5G、Galaxy Z Flip3 5Gはともに、海外で展開されているカラーバリエーションの一部のみを国内展開するかたち。

Galaxy Z Fold3 5Gはファントムブラック(左)をauとドコモが、ファントムグリーン(右)をauが取り扱う

特にGalaxy Z Flip3 5Gは限定色を含めると全7色の展開が海外発表されるなど、ファッション性に富んだモデルなだけに、この点は少し残念でもある。一方で、アクセサリーは豊富に用意されており、カラフルなケースと組み合わせたり、透明のケースに好きな写真やシールなどでデコレーションすることも推奨される。

本日9月8日に国内展開を発表したのには、この時期にAppleの新スマートフォンが登場する可能性が高いことも関係しているという。上述のとおり、「メインストリームを目指す」としており、新型iPhoneの登場を前に、Zシリーズの魅力をしっかり訴求したい狙いがあるそうだ。

Galaxy Harajukuで製品体験が可能

Zシリーズをはじめとする最新機種が揃う

またauに加えて、ドコモでも取扱が開始される。国内での商流を広げるにあたって、特に重要視したのが防水性能とおサイフケータイへの対応だとし、同社は「折りたたみ機構の独自性に加えて、新モデルではAndroidスマートフォンで求められる機能性もしっかりカバーした。より多くの人にフォルダブルスマートフォンの利便性を知っていただき、みなさんの選択肢の一つになることを期待している」とコメントした。なおSIMフリーモデルについて現時点では予定されていないとのこと。

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