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BGM自動調整など様々な新機能を追加

コーレル、XAVC S 4Kに対応した動画編集ソフト「Corel VideoStudio X8」

公開日 2015/04/23 13:59 編集部:小野佳希
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Corel VideoStudio Pro X8
コーレルは、Windows用ビデオ編集ソフト 「VideoStudio」シリーズの最新バージョンとして、XAVC Sでの4K動画編集にも対応するなどした「Corel VideoStudio Pro X8」「Corel VideoStudio Ultimate X8」を4月24日に発売する。「Pro」が通常版という位置づけで、「Ultimate」は利用できるエフェクトの数などが多いバージョン。パッケージ版とダウンロード版のほか、それぞれにアカデミックパックなども用意しており価格は下記の通り。

<VideoStudio Pro X8>
■パッケージ版
・通常版 ¥14,800(税抜)
・特別優待版 ¥9,800(税抜)
・アカデミック版 ¥7,800(税抜)
・アップグレード版 ¥7,980(税抜)
■ダウンロード版
・通常版 ¥12,800(税抜)
・アップグレード版 ¥6,980(税抜)

<VideoStudio Ultimate X8>
■パッケージ版
・通常版 ¥19,800(税抜)
・特別優待版/アップグレード ¥14,800(税抜)
・アカデミック版 ¥11,800(税抜)
■ダウンロード版
・通常版 ¥16,800(税抜)
・アップグレード版 ¥12,800(税抜)

Windows用の動画編集ソフトで、ビデオカメラやWindows PCはもちろん、iPhoneやAndroidスマートフォン、PSPなどへの入出力に対応。対応OSはWindows 8.1/8/7。

インターフェイス

今回の最新バージョン「X8」では、上記のようにXAVC Sでの4K(3,840×2,160)動画編集に対応するなど機能を強化。Intel 第5世代Coreプロセッサー搭載PCにおいては4Kハードウェアアクセラレーションも強化し、プレビューの再生などもよりスムーズになったという。

「オーディオダッキング」や「フリーズフレーム」など、そのほかにも複数の新機能を搭載。「オーディオダッキング」は、BGMの自動音量調整機能。ビデオの音声を解析し、そのボリュームに応じてBGMトラックの音量を自動調整する。会話やナレーションなどがBGMに埋もないよう、音声のある部分だけBGMの音量を下げるといったことが自動で行える。

「フリーズフレーム」は、動画中の任意のシーンを簡単に静止表示させられるというもの。サッカーのゴールシーンなど決定的瞬間で映像を一時停止したようにして強調する演出が簡単に実現できる。

「オーバーレイオプション」には、新たに加算/乗算/グレーキーを追加。背景とオーバーレイクリップとのブレンド表現力を高めたとしている。

オーバーレイオプションの機能も強化。より簡単に映像の合成などが行えるようになった

映像に挿入するタイトル文字に対して、アルファチャンネル付きのアニメーション/イメージへの変換にも新対応。タイトルに対しても様々なオーバーレイオプションを適用できるようにした。

カラーイコライザーやカラースワップなど10の特殊効果のパッケージ「NewBlueFX VideoEssentials II」も新搭載。また、ロイヤリティーフリーの楽曲ライブラリ「ScoreFitter」も新たに備えるほか、Trible Scoop Musicより17曲のロイヤリティーフリー楽曲も収録している。

そのほかサムネイルのチェックマーク表示にも対応。プロジェクト内でクリップが使用されていると、サムネイルの右肩部分にチェックマークが表示されるようになり、プロジェクトないで誤って同じクリップを繰り返し使ってしまうことを防げるようにした。

「Ultimate」では、これらに加えて、雲や炎のアニメーションなど150以上のエフェクト群を収録する「proDAD Adorage starter pack」を収録。また、タイムクロック表示や虫眼鏡フィルター、ナイト・ショットや銀残し(ブリーチバイパス)などのエフェクト群を収録した「NewBlueFX VideoEssentials IV」も利用できる。

「NewBlueFX VideoEssentials IV」でのエフェクト例

そして「Pro」「Ultimate」とも、モーショントラッキング機能も強化。指定したオブジェクトに追随してモザイクやイメージを表示させられる同機能について、モザイクを円形表示させられるようにしたほか、モザイクのタイルサイズを変更できるようにした。

モザイクをより細かく調整可能に

また、既存プロジェクトを読み込む際に、プロジェクト全体をひとつのトラックとして読み込むか、プロジェクト内の要素を独立した状態で取り込むかを選択可能なように強化。編集中のプロジェクトに別の既存プロジェクトを読み込み、各要素の編集を可能にすることで、プロジェクトの可用性向上を図った。

加えて、画面キャプチャー機能も強化。システムオーディオとマイクサウンド両方を簡単んい取り込めるようにしたほか、Windows 8ではWindowsアプリを実行しながらの録画に対応した。そのほか、新たにMKVファイルにも対応した。

【問い合わせ先】
コーレル
TEL/0570-064-128

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