4K/ハイレゾ以外にも新機能多数

ソニーモバイル、4K/ハイレゾ対応スマホ「Xperia ZL2」 − 世界最薄の「Xperia Z2 Tablet」も

ファイル・ウェブ編集部
2014年05月08日
ソニーモバイルコミュニケーションズは、4K動画撮影やハイレゾ対応のスマートフォン「Xperia ZL2」や、タブレット「Xperia Z2 Tablet」、ウェアラブル端末「SmartBand SW10」の日本市場投入を発表した。本項では「Xperia ZL2」と「Xperia Z2 Tablet」について紹介する。

Xperia ZL2

Xperia Z2 Tablet

グローバルモデル「Z2」をベースにした5.0インチモデル

「Xperia ZL2」は、Android 4.4を採用し、トリルミナスディスプレイfor mobileを採用したフルHD 5.0インチディスプレイを搭載。KDDIと沖縄セルラーより「Xperia ZL2 SOL25」として5月下旬より発売される予定。

Xperia Z2

MWC2014で発表されたグローバルモデル「Xperia Z2」(関連ニュース)がベースで、ディスプレイのサイズやバッテリー容量が異なるほか、おサイフケータイやフルセグチューナーなど日本独自機能も搭載されている。

3色で展開

CPUにはクワッドコアのMSM8974AB 2.3GHzを採用し、バッテリー容量は3,000mAh。メモリーはROMが32GBで、RAMが3GB。カメラ部はメインカメラが約2,070万画素の裏面照射型Exmor RS for mobile CMOS、サブカメラが約31万画素のCMOSセンサーを採用している。またIPX5/IPX8、IP5X相当の防水防塵機能も備えるほか、おサイフケータイ機能やNFCにも対応している。カラーバリエーションはブラック/ホワイト/ターコイズの3色で展開する。

現時点では、同時発表された「SmartBand」との連携に対応する唯一のモデルでもある

従来から引き続きイヤホンジャックはカバーなしでの防水対応を実現

そのほか新開発のバックライト技術「LiveColour LED」も搭載。通常のLEDバックライトにはブルーに発光するLEDと黄色のリンの組み合わせが用いられるが、「LiveColour LED」ではブルーのLEDに赤とグリーンのリンを蛍光体に組み合わせることで表示色域を拡大している。

文字入力も「POBox plus」へと進化し、入力ミス補正や候補選択のアンドゥなどに新対応

4K動画撮影以外にも多数の新機能

前述のように4K(3,840×2,160)動画撮影に対応した点が大きな特長。ソニーのデジタルカメラ“α”や“サイバーショット”で採用してきた画像処理エンジンをXperiaに最適化した「BIONZ for mobile」や“ハンディカム”で培った映像技術、裏面照射型のExmor RS for mobile CMOSセンサー、集光率に優れるというF2.0・広角27mmのソニーGレンズの組み合わせにより、美しい4K映像の撮影を可能にしたという。そのほか電子式手ブレ補正も備えている。

カメラのメニューから4K動画撮影などを選択可能

なお、4K動画の撮影可能時間に制限はないが、内部部品などが過熱し過ぎると撮影が中断される。また、HDMI端子はMHL 3.0にも対応しており、4K対応の液晶テレビに接続して大画面で4K動画を再生することもできる。ソニー製の4K BRAVIAで動作確認が取れているという。

動画再生においては「ムービー」アプリが進化し、ピンチ操作での映像拡大に対応。撮影した4K動画をXperia上で再生する際にはフルHDとなるが、2倍拡大まではフルHD画質を保ったままズームアップできる。

なお「ムービー」アプリのピンチ操作は、自分で撮影したファイル以外でも使用可能。VODなどの映画を視聴中に観たい部分を拡大するなどといった使い方もできる。加えて、作品を続けて視聴できるリピート再生にも新たに対応したほか、Video Unlimitedにログインすれば新作映画などの情報も表示されるようになった。

カメラ機能では、「タイムシフトビデオ」など4K以外の面でも新機能を搭載。撮影した動画の任意の一部だけを120fpsのスローモーションにすることができる。なお、本機能は720pのHD画質での保存となる。また、すでに通常撮影済みの動画に「Movie creater」アプリで「タイムシフトビデオ」同様の効果を付け足すことも可能で、こちらであればフルHDのままファイルを保存することもできる。

「タイムシフトビデオ」では複数の箇所をスローにすることも可能

また、従来の「ピクチャーエフェクト」が「クリエイティブエフェクト」に進化し、動画にも対応。エフェクト効果も18種類へと増やした。加えて「ARエフェクト」も動画に対応し効果音も追加されたほか、カメラアプリから最長6秒のループ動画を作成して「Vine」に直接投稿できる機能も追加した。また、HDR機能を利用した背景ぼかし機能なども備えているほか、「タイムシフト連写」や「ソーシャルライブ」「info-eye」などの機能も引き続き搭載している。

■ハイレゾ音源のデジタル出力に対応

オーディオ機能関連では、ハイレゾ音源のUSBデジタル出力に対応。最大192kHz/24bitのWAV/FLACファイルを、USB-DACやスピーカーなどの外部機器へデジタル出力することができる。

また、デジタルノイズキャンセリング機能も新搭載。別売のイヤホン「MDR-NC31EM」や、2009年10月以降に発売されたウォークマン用ノイズキャンセリングヘッドホンを使用することで、周囲の騒音を最大約98%カットする。なお、同イヤホンは通話用マイクも搭載しており、イヤホンをしたままの通話も可能。

MDR-NC31EM

そのほか、スピーカーユニットの取り付け位置を変更し、本体を縦に構えた際のディスプレイ上下側にスピーカーダクトをレイアウト。また、立体的なサウンドを買おう的に再現するS-Forceフロントサラウンドや、「ClearAudio+」「xLOUD」「VPT」などのイコライザー機能なども搭載している。

■世界最薄・最軽量の10.1インチタブレット「Xperia Z2 Tablet」

タブレット「Xperia Z2 Tablet」は、LTE/3GモデルとWi-Fiモデルを用意。

Xperia Z2 Tablet

Android 4.4を採用し、ディスプレイはトリルミナスディスプレイfor mobile採用で1,920×1,200(WUXGA)解像度の10.1インチ。バックライト技術「LiveColour LED」も搭載し、ブルーのLEDに赤とグリーンのリンを蛍光体に組み合わせることで表示色域を拡大している。

ブラックとホワイトの2色で展開

RAMは3GBで、ROMが32GB、バッテリー容量は6,000mAh。クワッドコアの2.3GHz CPUを搭載し、カメラはメインカメラが810万画素のExmor RS for mobile、サブカメラが220万画素のExmor R for mobile CMOSを採用している。そのほかIPX5/IPX8、IP5X相当の防水防塵機能やフルセグチューナーも備えている。

10インチ以上の液晶搭載タブレットにおいて世界最薄となる厚さ6.4mmを実現。質量も10インチ以上のタブレットで世界最軽量となる439g(LTE/3Gモデル)/426g(Wi-Fiモデル)を実現させた。「超高剛性FRPパネル」を筐体に一体化したユニボディ構造を採用することで世界最薄・最軽量を実現させたという。また、デザイン面ではオムニバランスデザインを採用している。

世界最薄を実現

スマートフォン「Xperia ZL2」同様に、ハイレゾ音源のデジタル出力やデジタルノイズキャンセリングに対応。最大192kHz/24bitのWAV/FLACファイルを、USB-DACやスピーカーなどの外部機器へデジタル出力することができるほか、別売のイヤホン「MDR-NC31EM」を使用してのデジタルノイズキャンセリング機能を利用できる。また、スピーカーもフロント面にステレオで搭載するほか、S-Forceフロントサラウンドにも対応している。

内蔵カメラでの4K動画撮影は行えないものの、本機もMHL 3.0対応のHDMI出力を装備。4K動画ファイルを本機に保存し、4K対応テレビに出力して楽しむといったことができる。

「ムービー」アプリは、再生中のコンテンツのピンチ操作での拡大や、リピート再生、Video Unlimited連携にも対応。カメラ機能は「タイムシフトビデオ」に非対応な点以外はスマホ「Xperia ZL2」と共通で、「クリエイティブエフェクト」や「ARエフェクト」「Vine」への直接投稿や背景ぼかし撮影などに対応している。

また、Xperia ZL2およびXperia Z2 Tablet(LTE/3GモデルおよびWi-Fiモデル)の購入者を対象に、マイケル・ジャクソンの未発表楽曲を収録した新アルバム『XSCAPE(エスケイプ)』(5月21日(水)にソニー・ミュージックエンタテインメントより発売)に含まれる楽曲全てをダウンロードできるキャンペーンを実施。本キャンペーンは、両モデル発売と同時に開始し、8月末まで実施する。

BSC10

STM10はXperia ZL2/Z2 Tabletの両方に対応

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