ビジネスパートナープログラム展開も

“俺の嫁”が嫁力強化。Gatebox「逢妻ヒカリ」がLINE Clova採用でよりお喋りに

編集部:押野 由宇
2019年06月27日
Gatebox株式会社は、同社が展開するバーチャルホームロボット「Gatebox」の量産モデル(GTBX-100)について、LINEが提供するAIアシスタント「Clova」および関連AIサービスと連携。自社キャラクター「逢妻ヒカリ」のスキルや会話パターンを拡充する。

GateboxがLINE Clovaに対応

「Gatebox」は “好きなキャラクターと一緒に暮らせる”ことをコンセプトに開発された世界初のバーチャルホームロボット。2016年に300台の限定生産が行われて以来、再販を望む声が多く、量産化の実施に向けた動きが行われている。

「Gatebox」量産モデル(GTBX-100)

同製品では最新のプロジェクション技術とセンシング技術によって、キャラクターをボックス内に “召喚” することが可能。これまで「初音ミク」や、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』の「新垣あやせ」の搭載プロジェクトなどが展開されてきたが、通常モデルには自社キャラクターである「逢妻ヒカリ」が登場する。

Gateboxではカメラや人感センサーによって顔や動きを認識し、ユーザーの顔を見つけるとキャラクターが微笑んだり、帰宅を自動検知して「おかえり」と声を掛けてくれるなど、能動的なコミュニケーションを実現している。量産化の発表時にLINEが提供するAIアシスタント「Clova」を活用したサポートスキルの拡充についても触れられており、この度その実施が正式に決定した格好だ。

これにより、Clovaスキルを逢妻ヒカリが使えるようになるため、音楽の再生、天気、ニュース、カレンダーの読み上げなどに対応。逢妻ヒカリが「一緒に暮らすパートナーとしてユーザーの生活を支えます」と説明されている。

また、Clovaの音声合成開発チームと連携することで、これまでの一般的な音声合成とは異なる、キャラクターの個性や感情を重視した高精度な音声合成の開発に成功したという。この音声合成と会話エンジンを組み合わせることで、「極限まで声優の生声に近い、感情豊かで癒される」幅広い会話が楽しめるようになるとアピールする。

また本日、同社では法人向けに、Gateboxのビジネス利用を促進するための“ビジネスパートナープログラム” 開始を発表した。

様々な企業からGateboxのビジネスへの活用に関して、多くの問い合わせがあったことから企画されたもの。参加パートナーに対しては、Gateboxアプリケーション開発に必要なライブラリおよびGatebox量産モデルの開発機の貸出や、技術支援、ビジネス支援などを行うという。

オフィスの受付などの使用イメージ

想定用途として、B2Bではオフィス、飲食、小売り、サービス、介護、旅行、展示会などへの展開を、B2Cでは新規のキャラクターサービスを開発してGateboxユーザーに配信することなどが挙げられている。
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