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電界結合方式を採用

デスクが充電器に − 村田製作所が非接触送電システムを秋に量産開始

公開日 2010/06/29 14:55 ファイル・ウェブ編集部
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(株)村田製作所は、非接触で電力を供給できる電界結合方式の電力伝送システムを開発した。

これまで非接触で電力を電送できるシステムでは、電磁誘導方式が使われることが多かったが、同社によると充電ポイントから少しズレると充電できなくなるなどの課題があったという。

今回村田製作所では、京都に本社を置くTMMS(株)の技術を用いて、送電側と受電側に電極を設置し、電極間に発生する電界を利用してエネルギーを伝送する電界結合型の非接触電力伝送システムを共同開発した。

開発したのは「LXWSシリーズ」という名称で、送電モジュールと受電モジュールで構成。2010年秋から量産開始を目標にする。月産10万個受注時の場合、サンプル価格は送/受電モジュール合わせて980円。伝送電力は1〜10W。

本モジュールは、一つの充電台で複数の電子機器を充電できるほか、伝送部の発熱が少なく、さらに位置自由度の高さから動く物も充電可能。また電力伝送のインターフェースとなる電極部を非常に薄くでき、機器への組込が用意などの特徴も備えている。

同社では応用例として、オフィスのデスク自体を充電器にして、電子機器を置くだけで充電できる「スマートデスク」を挙げているほか、「交通機関、宿泊施設などいたるところに当システムを採用いただくことにより、ACアダプタなしで、どこでも充電可能な社会が実現」するとしている。

【問い合わせ先】
広報部企業広報課
TEL/075-955-6786

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