HOME > ニュース > エイベックスとドコモ、ケータイにオリジナル番組を配信する「BeeTV」を5月1日開始

豪華出演陣が勢揃い アッコ「テレビの限界を超えたい」

エイベックスとドコモ、ケータイにオリジナル番組を配信する「BeeTV」を5月1日開始

公開日 2009/04/01 20:50 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

サービス発表会に出席した芸能人や事業会社の役員。非常に豪華な顔ぶれが揃った
エイベックス・エンタテインメント(株)とNTTドコモは、携帯電話向けの映像コンテンツ配信を行う合弁会社エイベックス通信放送(株)を共同で設立。5月1日より新サービス「BeeTV」を開始する。

本日、都内でサービス概要の発表会が開催され、番組に出演するタレントが多数出演。非常に豪華な会見となった。

「BeeTV」という名称は、「携帯インターネット上を忙しく飛び回り、プレミアムなエンタメ映像のみを収集してくれるミツバチ(Bee)をイメージした」という。

番組ジャンルは全部で8つ

新会社の持株比率はエイベックスが70%、NTTドコモが30%。会長にはエイベックスの松浦勝人氏、社長には千葉龍平氏が就任する。また、最高顧問には幻冬舎 社長の見城徹氏が就任予定だという。

視聴が可能な機種はNTTドコモ 10M iモーション対応機種で、P903iXやF903iXは現時点で非対応の予定。そのほか、「パケ・ホーダイ ダブル」などパケット定額サービスの契約が必要となる。

アクセスはドコモのiチャネルやiメニューからリンクを辿るだけで行える。視聴料金は月額315円(税込)で、配信中の番組をすべて定額で見ることができる。番組はほとんどのコンテンツがBeeTVでしか見られない独占配信で、海外ドラマや国内ドラマ、音楽、お笑い、バラエティなど8ジャンルを用意。毎週20本以上を配信する。

月額315円で全番組が見放題

また、新たなビジネスモデルも構築。開発したオリジナルコンテンツの原版権を確保した上で、携帯電話にとどまらず、ヒット作のDVD化や書籍化など、マルチユース展開をねらうという。さらに「Good Share」という名称の新たな収益分配モデルも導入。キャストには出演料が支払われるほか、キーキャストやキースタッフには、「ケータイ配信印税」「マルチユース印税」の2種類も追加で支払いを行う。ケータイ配信印税は、月会費(税抜300円)からキャリア手数料(12%)を除いた残額に会員数を乗じた総売上の11%を上限として月額分配原資とし、これを、BeeTVの中の番組視聴シェアに応じて、定められた料率に従い分配するというもの。キーキャストやキースタッフは、それぞれの番組の分配原資から、分配率に応じて印税を受け取るというかたちになる。マルチユース印税はDVD化などを行った場合が対象で、各収益に対して最大11%を上限に、キーキャストやキースタッフへ印税が支払われる。

番組は携帯電話で容易に視聴が行えるよう、数分程度のものが中心。たとえばドラマの場合、番組の配信期間は、一部を除き、各番組の最終話の配信が終了した1週間後にアーカイブ番組となる。アーカイブ番組についても、1話50円で追加購入が行える。

なお、「ワンセグや既存の動画サイトのようなコンテンツの二次利用中心のサービスだけではユーザーニーズを満たせない」とし、「一流のクリエーター、一流のキャスティングによる本格的な一事利用を前提としたコンテンツ製作を基本」に、「オリジナルかつ“ここでしか観られない”プレミアムなコンテンツを提供する」(同社)という。

その言葉の通り、番組は非常に豪華。本日は7番組が主に紹介された。ドラマでは飯島直子と市原隼人、杉田かおるなどが出演する「40女と90日間で結婚する方法」、小西真奈美、木下優樹菜、杉本彩、大桑マイミ、杉本有美、桃華絵里などがキャバ嬢に扮し、森本レオも出演する「KOI☆AGE〜恋するアゲハ〜」、さらに香椎由宇、阿部力、鈴木一真などがフランスを舞台に恋愛模様を繰り広げる「とっても甘いの〜セットゥレドゥ〜」などをラインナップする。これらのドラマの多くに、フジテレビで活躍する第一線の演出家などが参加しており、クオリティの高さも折り紙付きだ。

「40女と90日間で結婚する方法」の出演者

「KOI☆AGE〜恋するアゲハ〜」の出演者。森本レオだけが浮いている印象


清楚なイメージを維持する小西真奈美

おバカキャラで人気の木下優樹菜


セクシーさは相変わらずの杉本彩

子供たちにはゴーオンシルバーとして知られる杉本有美


「とっても甘いの〜セットゥレドゥ〜」の出演者。左から鈴木、香椎、阿部

アンニュイな雰囲気を漂わせていた香椎由宇

また、ブログならぬ「ムーログ」もコンテンツとして用意される。益若つばさや安田美沙子などが、毎日“自分撮り”の動画をアップするという。益若は100億円の経済効果を持つとも言われ、その一挙一動が女子中高生の注目を集めているが、「自分ではホントかな〜、とあんまり実感がない」とコメント。ムーログでは「髪の巻き方なんかは写メで伝わらないので、動画に向いていると思う。あと撮影の裏側とかもアップしたら面白いんじゃないかな」と語っていた。

女子中高生から絶大な支持を受ける益若つばさ

「いまはドットが気に入っている」とのこと

お笑い番組も多数用意されるが、本日はさまぁ〜ずとあびる優が出演する「トゥルルさまぁーず」をフィーチャーアップ。「気持ちいいこと」をテーマに、本当に気持ちがよいのか、どんなふうに気持ちがよいのか、を検証する番組なのだという。会見ではここでは書けない下ネタも飛び出し、さまぁ〜ずとあびるの息もぴったりと合っている様子だった。

さまぁ〜ずの2人とあびる優

バラエティー番組では、デーブ・スペクターと前田忠明が芸能界の裏情報、噂話を語り合う「前忠×デーブの芸能都市伝説」もラインナップ。デーブは「ネタがサンジャポと被るかも」と冗談を飛ばしつつ、「テレビでは言えないこともネットでは飛び出すかもしれない」と、過激トークを予告していた。

デーブ・スペクター。得意のダジャレも披露したが、見事にすべっていた

最後に登場したのは、トーク番組「和田アキ子の芸能界最強バトル!」を担当する芸能界の重鎮、和田アキ子。彼女が毎回著名人のゲストを呼び、本音で知りたいことを聞く番組になるのだという。和田はBeeTVについて「ネットなので、見たい人が見てくれるのがいい」と高評価。松浦社長についても「若いのにお金持ちという印象。あと、意外と長く続いているのがすごい。もうダメかな、もうダメかな、と思っていても、ちゃんと結果を残しているんだよね」と、歯に衣着せぬ物言いが炸裂した。

和田アキ子。迫力ある言動にも、計算されたサービス精神がうかがえた

さらに和田は、テレビ番組とネット動画で心構えは異なるか、と問われ「全く違う」と即答。「テレビにはお世話になっているが、テレビは上っ面。規制が多すぎてダメ。今回の番組でテレビの限界を超えたいと思っている。第1回目のゲストはみのもんたさんで、『昼の帯番組が終わって本当に寂しくないのか』など、私自身の素朴な疑問を聞いてみたい」と強い意欲を示した。「今回参加したことにしても、私は給料制だから、お金では動かない」とまで語り、「記者会見でここまで喋っているのも通常ではありえない。今頃マネージャーがビクビクしているんじゃないか」と笑わせた。


エイベックスの松浦勝人氏
また、新会社の会長となる松浦氏は、本サービスを始めようと決めた背景について説明。「2年ほど前のゴールデンウィークの頃だが、『蒼き狼 地果て海尽きるまで』という映画をやって大失敗して、『これからどうやって映像事業を行えばよいのだろう』と千葉新社長と語り合った」のがそもそものきっかけだったのだという。ディスカッションを重ねる中で、「身近にあるモノは携帯電話だ」「じゃあ携帯電話で何ができるか考えよう」と、徐々にサービスの内容を詰めていったのだという。また松浦氏は、「これまで20年間、音楽事業で様々な経験をしてきたが、最近では聴き方も変わってきた。映像の世界にもパーソナル化の流れは来るのではないか、ということで開発を行った。BeeTVは携帯電話だけで満足いただくことができるサービスだ」とも説明。BeeTVのコンセプトに強い自信を示した。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック