HOME > ニュース > ソニー、遠隔でパンチルト操作できるシネマカメラ「FR7」。新たな映像表現を追求

価格は132万円

ソニー、遠隔でパンチルト操作できるシネマカメラ「FR7」。新たな映像表現を追求

2022/09/06 編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、Cinema Lineのシネマカメラ「FR7」を11月11日に発売する。本体のみの価格は1,320,000円で、ズームレンズ「FE PZ 28-135mm F4 G OSS」とのキットが1,617,000円(ともに税込)。

「FR7」

シネマのような映像表現に加えて、リモート撮影でパン・チルトすることにより、新たな表現を追求できるとするモデル。対応レンズであればズームも遠隔操作できる。これまでのCInema Lineで培ってきた、S-Cinetoneによるルックや信頼性、操作性も兼ね備えているとしている。

動作範囲はチルト方向で-30度から195度、パン方向で-170度から170度。天吊り設置も可能で、この場合はチルト方向が-210度から15度となる(パン方向は同様)。またパンとチルトは、秒あたり0.02度から60度の範囲で調整でき、人間では難しいような速度でもなめらかに動かせる。

カメラ部分はEマウントのため、超広角12mmから超望遠1,200mまで、70本の同社レンズが使用可能。レンズによって大きさや重さが異なることから、ジンバルのように取り付け位置を前後させ、バランスを取ってセッティングする仕組みとなる。なお「SEL100400GM」や「SEL600F40GM」など、一部の大型レンズはモーター能力の関係から、取り付けは行えるがパンチルト操作は非対応としている。

レンズによって位置を前後させる

撮像素子はフルサイズのCMOSセンサーで、有効画素数は約1,030万画素。15+ストップのダイナミックレンジ、最高409600の拡張ISOを備える。4K120pおよび4K60p 4:2:2 10bitの撮影に対応し、S-Log3やS-Gamut3をサポートする。

フルサイズCMOSセンサー搭載

AFではファストハイブリッドAFに対応するほか、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングが利用可能。一方、動物の瞳AFには対応しない。可変式のNDフィルター(1/4から1/128)を内蔵するため、明るい場所でも大口径レンズを生かした撮影が行える。

赤外線リモコンが付属

チルトやパンの操作については、既発売のリモートコントローラー「RM-IP500」(税込429,000円)および、ウェブアプリケーションから行うかたち。100台まで接続して操作できる。ウェブアプリケーションはPC/タブレットがあれば無償で利用でき、ライブビューや録画開始、カメラの設定など一通りの操作に対応する。赤外線リモコンも付属し、簡単な操作であればリモコンだけでも利用可能だ。

ウェブアプリケーションのUI

「RM-IP500」

記録メディアはSD/CFexpress Type-Aで、共用スロットを2つ搭載する。インターフェースはLAN端子、SDI出力端子、TC IN端子、OPTICAL出力端子(別売モジュールによりSDI信号を光変換して出力)、GENLOCK端子、HDMI Type-A出力端子、AUDIO IN端子(XLR5ピン)、OPTION端子。電源は付属ACアダプターから供給する。またLAN端子はPOE+++に対応し、対応機器との接続時には電源、操作信号、映像信号を1本で伝送できる。

記録スロットはデュアル

背面端子部

ほか、撮影中であることを示すタリーランプを本体上部に2ヶ所設置。設定に応じて赤色もしくは緑色に発光する。外形寸法は約227×289×233mmで、質量は約4.6kg。キットレンズを組み合わせた場合の質量は約6.0kgとなる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク