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広角/超広角の短焦点レンズも

ソニー、世界最小・最軽量のAPS-C用超高広角ズームレンズ「E PZ 10-20mm F4 G」

2022/06/02 編集部:平山洸太
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ソニーは、APS-Cフォーマット対応のEマウントレンズ3本を6月24日に発売する。ラインナップと価格は下記の通り。

「E PZ 10-20mm F4 G」

・「E PZ 10-20mm F4 G」¥OPEN(予想価格:税込10万円前後)
・「E 15mm F1.4 G」¥OPEN(予想価格:税込10万円前後)
・「E 11 mm F1.8」¥OPEN(予想価格:税込7万円前後)

E PZ 10-20mm F4 Gは、世界最小・最軽量の超高広角ズームレンズ。大きさは最大径69.8mm×長さ55mm、質量は約178gと、高い携行性を追求している。フィルター径はφ62mmを採用。

パワーズーム機構の搭載により、動画撮影に求められる低速から高速のズーム速度に対応する。ズームレバーを搭載し、スローズームなど一定速度のズームコントロールも行える。

「E PZ 10-20mm F4 G」使用イメージ

レンズは3枚の非球面レンズと2枚のED(特殊低分散)ガラスを最適に配置することにより、諸収差を押さえ、画面中心から周辺部分まで高い解像性能を実現。AF時0.2m、MF時0.13 - 0.17mの近接能力を備える。

フォーカスにはリニアモーターを2基搭載し、動きの速い被写体でも高精度かつなめらかで静粛にピント追従するとのこと。インナーズーム・インナーフォーカスにより、ズームやフォーカスでレンズの長さが変わらない設計となる。

E 15mm F1.4 Gは、大口径F1.4の明るさを生かしたボケ描写が行える、焦点距離15mmの広角大口径短焦点レンズ。小型軽量デザインを採用しており、大きさは最大径66.6mm×長さ69.5mm、質量は約219g。

「E 15mm F1.4 G」

3枚の非球面レンズに加えて、1枚のスーパーED非球面(特殊低分散)ガラスと1枚のEDガラスを採用することで、色収差やパープルフリンジの発生を最小限に抑制。AF時0.2m、MF時0.17mの近接能力を備える。

リニアモーターを2基搭載し、静止画と動画の双方に適した、高速・高精度・高追従かつ静粛なフォーカシングを追求。フォーカス時のブリージングを抑えた設計を採用する。

E 11 mm F1.8は、F1.8の大口径によるぼけ描写と、焦点距離11mmのダイナミックな表現が行える超広角大口径短焦点レンズ。自撮りなどの動画撮影をはじめ、日常シーンやスナップ撮影にも最適だとしている。

「E 11 mm F1.8」

3枚の非球面レンズを効果的に配置することで、画面中心から周辺部まで高い解像性能を実現。さらにEDガラスを採用することで、色収差やパープルフリンジの発生を抑えている。最短撮影距離はAF時0.15m、MF時0.12m。

大きさは最大径66mm×長さ57.5mm、質量は約181gの小型軽量デザインを採用。こちらもリニアモーターを2基搭載することで、高速・高精度・高追従かつ静粛なフォーカシングに対応する。

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