将来を見据えた高解像“大口径プライム”レンズ

富士フイルム、AF性能を高めたAPS-Cミラーレス「X-T30 II」。高解像追求のレンズ2種もラインナップ

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編集部:成藤 正宣
2021年09月02日
富士フイルムは、APS-Cセンサー搭載ミラーレスカメラ「X-T30 II」を11月より、またXマウント対応の交換レンズ2種を9月29日より順次発売する。価格/発売日は以下の通り。

■ミラーレスカメラ「X-T30 II
・ボディ単体:オープン(予想実売価格:税込108,900円前後)/11月発売
・XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZキット:オープン(予想実売価格:税込121,000円前後)/11月発売

「X-T30II」(キットレンズ装着状態)

■Xマウントレンズ
・「XF33mm F1.4 R LM WR」:税込115,500円/9月29日発売
・「XF23mm F1.4 R LM WR」:税込134,200円/11月発売

「XF23mm F1.4 R LM WR」

「XF33mm F1.4 R LM WR」

「X-T30 II」は、従来モデル「X-T30」と同等の約378gの小型軽量ボディながら、AF速度を上位モデル「X-T4」に匹敵する最短約0.02秒まで高めたモデル。像面位相差画素を全面に配置することで、画面中央から離れた位置にある被写体も素早く正確に捉えることができるとする。加えて、最新アルゴリズムにより動体へのAF追従性能を高め、また-7.0EVという暗闇に近い低照度環境でもAFが可能だという。

従来モデルからAF速度や動体追従性能を向上させた

イメージセンサー/映像エンジンは、従来モデルから引き続き2,610万画素の「X-Trans CMOS 4」、および「X-Processor 4」を搭載する。

静止画撮影では、シーンごとに自動で最適な撮影設定を選択する「AUTO」モード、シーンに合わせて任意の撮影設定を選択できる「SP(シーンポジション)」モードのアルゴリズムを一新し、自動調整可能な要素を拡充。また、全18種類の「フィルムシミュレーション」機能を搭載する。

動画撮影では、ノイズが少なく高解像度な4K/30p撮影や、最大10倍のスローモーション映像で再生できるFHD/240pのハイスピード撮影に対応した。

ほか、背面の液晶モニターは従来モデルよりも精細な162万画素となり、撮影モードをワンタッチで「AUTO」モードに切り替えられるレバーが搭載されている。

背面モニターがより高精細となった

「XF33mm F1.4 R LM WR」および「XF23mm F1.4 R LM WR」は、今年5月に発売した「XF18mm F1.4 R LM WR」と合わせて“大口径プライム”シリーズと位置付けられるモデル。将来のイメージセンサーの高画素化を見据えており、球面収差/色収差/コマ収差などの徹底的な低減、1m以下の近距離画質の改善など高解像度性能を追求したという。

共通して、高速・静音のリニアモーター駆動AF、9枚羽根絞り、絞りリングをロックするAポジションロックなどを採用。動画撮影を考慮し、フォーカシング時の画角変動(ブリージング)も抑制し、また鏡筒の11ヶ所にシーリングを施すことで防塵/防滴/耐低温性も備えている。

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