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ミラーレス一眼カメラなど

オリンパスの映像事業譲渡手続きが完了。新会社「OMデジタルソリューションズ」に引き継ぎ

公開日 2021/01/04 17:49 編集部:小野佳希
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オリンパス(株)は、日本産業パートナーズ(株)(JIP)のファンドへの映像事業譲渡について、2021年1月1日付けで譲渡手続きを完了したことを発表。今後は、新会社「OMデジタルソリューションズ(株)」がミラーレス一眼カメラを始めとするオリンパスブランドの映像事業を引き継ぐことを改めて明らかにした。

新会社のOMデジタルソリューションズは資本金約370億円 (2021年1月1日時点)、従業員数約2,000名(グローバル)の企業で、代表取締役社長には杉本繁実氏が就任。オリンパスが長年展開してきたZUIKO、OMブランドなどを引き継ぎながら、ミラーレス一眼を中心としたデジタルカメラや交換レンズ、ICレコーダーなどのオーディオ製品等の製造及び販売等に関する事業を行っていく。

本件については、2020年6月に事業譲渡が発表されており、その譲渡手続きが正式に完了した形。なお、オリンパスが製造・販売を行ってきた映像製品のカスタマーサポートは、今後OMデジタルソリューションズによって継続される。

■OMデジタルソリューションズ 代表取締役社長 杉本繁実氏 コメント

OMデジタルソリューションズは、オリンパスが長年にわたり培った光学・画像処理技術により高い評価をいただいているZUIKO、OMブランド、および、高度なデジタル録音技術と快適な操作性を兼ね備えたICレコーダーなど、強固な基盤を活かしつつ、引き続き高品質で信頼性の高い製品を供給し続けるとともに、新たな価値創造に向けてユニークな製品開発を継続してまいります。

■オリンパス 代表執行役 社長兼CEO 竹内康雄氏 コメント

映像事業は、1936年に当社初のカメラ『セミオリンパスT』を発表してからこれまで、オリンパスにとってあらゆる意味で根幹となる事業でありました。映像事業が今後もOMデジタルソリューションズのもとで発展し続けることを確信しています。映像事業の譲渡をもって、これからオリンパスは医療事業、科学事業を経営の柱とし、グローバル・メドテックカンパニーとして、「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」のため、世界各国の顧客に製品・サービスを提供してまいります。

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