シリーズ初のチルト式モニターを搭載

富士フイルム、専用設計レンズと新センサーで画質を高めた高級コンデジ「FUJIFILM X100V」

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編集部:平山洸太
2020年02月05日
富士フイルムは、コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100V」を発売する。発売時期はシルバーが2月下旬、ブラックが3月となる。価格はオープンだが、税抜164,500円前後での実売が予想される。

「FUJIFILM X100V」シルバーとブラックの2色がラインナップされる

レンズ一体型の高級コンパクトデジタルカメラ「X100シリーズ」の第5世代目となる最新機種。基本デザインを継承しながらも、ボディ天面・底面にアルミニウムをシリーズ初採用。表面はアルマイト処理のほか、高度な金属加工技術を用いることで、エッジ部をシャープにしつつ表面は滑らかに仕上げているという。

イメージセンサーには、2,610万画素でAPS-Cサイズの裏面照射型CMOS「X-Trans CMOS 4」を搭載。さらに高速画像処理エンジン「X-Processor 4」と独自の色再現技術を組み合わせることで、“人間の記憶に残る鮮やかな色「記憶色」” を再現し、高画質な写真・動画撮影が可能とアピールしている。

非球面レンズを2枚使用したX100V専用設計のレンズを採用。焦点距離と開放絞り値は従来と同じ、23mm(35mm判換算で35mm相当)/F2だが、同レンズでは画面全域において高解像度・高コントラストを生かしたシャープな描写を実現するという。

AFは最新アルゴリズムを採用することで、顔・瞳AFの性能が向上。また-5EVの低照度下でも位相差AFが使用できる。また任意のフォーカスレンジをあらかじめ設定できる「フォーカスリミッター」機能も備える。

多彩な色調再現が可能な「フィルムシミュレーション」では、カラーネガフィルムをもとにした「クラシックネガ」モード、映画用フィルムの色・階調を再現した「ETERNA(エテルナ)」など全17種類のモードを搭載。動画は30コマ/秒の4K動画に対応、フルHD動画では60コマ/秒で撮影できる。

X100シリーズの特徴である、OVFとEVFを切り替えられるファインダー「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」を引き続き搭載する。EVFのファインダーには約369万ドットの有機ELパネルを採用し、最高1,500カンデラの輝度と高いコントラストを実現。またOVF上に小型EVFを同時表示する「エレクトロニックレンジファインダー」機能も備える。

背面液晶モニターにはシリーズ初となるチルト式を採用し、フルフラットに格納できる設計とすることで一体感のあるデザインを追求したとのこと。タッチパネルによる操作にも対応する。大きさは3.0型で、アスペクト比は3:2、解像度は約162万ドット。

本体は手になじむグリップ形状を採用しつつ、操作しやすい位置に各種ボタンを配置することで、快適に撮影が行えるよう操作性にも配慮。シャッタースピードダイヤル内にはISOダイヤルを内蔵した「ビルトインISOダイヤル」を搭載し、電源を入れることなく各種設定の確認・調整もできる。

そのほか、別売オプション品としてアダプターリング「AR-X100」とプロテクトフィルター「PRF-49」も用意。組み合わせることで防塵防滴を実現する。そのほか約0.8倍のワイドコンバージョンレンズ「WCL-X100 II」、約1.4倍のテレコンバージョンレンズ「TCL-X100 II」も用意する。

外形寸法は128.0W×74.8H×53.3Dmmで、質量は約478g(バッテリー・SDカード含む)。撮影枚数はノーマルモード・EVF時で約350枚、ノーマルモード・OVF時で約420枚。

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