約56.5万円で11月発売

フジフイルム、レンジファインダースタイルの中判ミラーレス「FUJIFILM GFX 50R」

編集部:小野佳希
2018年09月26日
富士フイルムは、35mmフルサイズの約1.7倍となる43.8x32.9mmの大型イメージセンサーを搭載した中判ミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」の最新モデルとして、レンジファインダースタイルの「FUJIFILM GFX 50R」を11月に発売する。オープン価格だがボディ単体で565,000円前後での実売が予想される。

FUJIFILM GFX 50R

35mmフルサイズセンサー搭載機と比べて、1画素あたりの受光能力に優れ、約1.7倍の面積を持つ中判サイズ「Gフォーマット」センサーを採用。5,140万画素の高画素のみならず、「卓越した高感度性能、広い階調再現性を発揮し、超高画質を実現する」としている。

画像処理エンジンには、APS-Cサイズセンサーモデル「Xシリーズ」などが搭載する「X-Processor Pro」を採用。「フィルムシミュレーション」も搭載し、「PROVIA」「Velvia」「ACROS」などのフィルムの色再現を楽しむこともできる。

2017年にGFXシリーズ第一弾として発売したセンターファインダースタイルの「GFX 50S」よりも約145g軽い775gの軽量ボディを実現。ボディの厚みも最薄部46mmと薄型化し、携帯性と収納性を高めている。

電子ビューファインダー(EVF)には、ファインダー倍率0.77倍の369万ドット有機ELパネルを採用。「35mmフルサイズセンサーと比べて被写界深度が浅い中判サイズの大型センサーによる撮影でも、正確なフォーカシングが可能だ」とアピールしている。

カメラをホールドしたまま素早いフォーカス合わせができるようにする「フォーカスレバー」を搭載。ボディ天面には、シャッタースピード、露出補正の2つのダイヤルを搭載し、そのダイヤル部の素材にはアルミ削りだしの金属を採用している。

高強度のマグネシウム合金製のボディに、64か所のシーリングを施すことで、防塵・防滴・マイナス10度の耐低温性能を実現。プロ写真家のニーズにもこたえる堅牢性をもたせた。

また、GFXシリーズとして初めてBluetooth low energy技術を搭載。スマートフォン・タブレット端末用アプリケーション「FUJIFILM Camera Remote」を介して、事前にペアリング登録した端末へ撮影した画像を転送できる。

テザー撮影用ソフト「HS-V5 for Windows」と、「Tether Shooting Plug-in PRO for Adobe Photoshop Lightroom」に対応。「Capture One Pro FUJIFILM」にもサポートされており、プロユースの様々なニーズに対応できるようにしている。

そのほか、他社製マウンドアダプターで35mmフルサイズセンサー用交換レンズを装着して撮影する際に、センサー中央部36.0mm x 24.0mm(約3,000万画素相当)のみを記録する「35mmフォーマットモード」を、「フジノンGFレンズ」および中判フィルムカメラ用交換レンズ「SUPER EBC FUJINON HCレンズ」装着時でも使用可能にした。

なお「35mmフォーマットモード」など「GFX 50R」に初めて搭載された機能の一部は、10月に公開予定のファームウェアアップデートによって「GFX 50S」でも使えるようになる。

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