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F2.8の明るい光学10.7倍ズーム

カシオ、2軸ブラケティング対応/光学10倍ズームコンデジ「EX-100」

公開日 2014/02/06 18:27 ファイル・ウェブ編集部
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カシオ計算機は、コンパクトデジタルカメラ“ハイスピードエクシリム”のハイエンドラインを拡充。「2軸ブラケティング機能」搭載で光学10.7倍ズームに対応する「EX-100」を3月下旬に発売する。価格はオープンだが、9万円前後での実売が予想される。

EX-100

有効画素数1,210万画素の1/1.7型正方画素高速CMOSを搭載するモデル。レンズは非球面レンズを含む10群12枚構成で、焦点距離約28〜300mmの全域で開放F値2.8を実現。光学10.7倍ズームに対応する。

昨年発売の「EX-10(関連ニュース)」と同じく、「フォーカス×絞り」「ホワイトバランス×明るさ」「コントラスト×彩度」などの撮影値2種類を変化させながらワンシャッターで9枚を連写できる「2軸ブラケティング機能」を搭載している。

シャッターボタンを一度押すだけで、設定した2軸の値を自動変化させながら9枚を連写することが可能。シャッター速度を自動変化させながら3枚を連写する「1軸ブラケティング撮影」にも対応する。

なお、2種類のパラメータを3段階に自動変化させる「オートブラケティング」と、各パラメータの設定値を手動で調整できる「マニュアルブラケティング」を選択可能。オートブラケティングでは、2軸ブラケティングは「フォーカス×絞り」「ホワイトバランス×明るさ」「ホワイトバランス×彩度」「ホワイトバランス×コントラスト」「コントラスト×彩度」「彩度×明るさ」「コントラスト×明るさ」の7種類、1軸ブラケティングは9種類で変化幅を指定できる。

画像処理エンジンは、「EXILIMエンジンHS Ver.3 ADVANCE」を採用しており、デュアルCPUと2つの画像処理回路、リコンフィギュラブルプロセッサ、2次元の画線をスムーズに描画するベクターグラフィックコアで構成。レンズとセンサーの特性に合わせて最適化を図ることで、高速レスポンスと色再現性の向上を図っている。

手ぶれ補正機能は、上下回転、左右回転、上下、左右、回転の5軸方向で補正する「HS手ぶれ補正」を採用する。

記録形式は、静止画がRAW(DNG)、JPEG(Exif Ver. 2.3/DCF2.0準拠/DPOF対応)で、動画がMOV形式、H.264/AVC準拠、IMA-ADPCM音声(ステレオ)。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードに対応している。

ボディは堅牢なマグネシウムダイキャスト製で、望遠撮影時もしっかりとホールドできるグリップを搭載。液晶モニターには見やすい3.5型液晶を搭載しており、ファンクションリングやコントロールダイヤルなどに割り当てた機能情報を画面の周囲に表示するEXファインダー機能を搭載する。

Wi-Fi機能も搭載しており、専用アプリ「EXILIM Remote(V2.0)」を使用することでスマートフォンからのリモート撮影が行える。

【問い合わせ先】
カシオ デジタルカメラ 製品の総合相談
TEL/0570-088902

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドCASIO
  • 型番EX-100
  • 発売日2014年3月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:約1210万画素 ●撮影素子:1/1.7型高速CMOS(裏面照射型) 総画素数1276万画素 ●記録媒体:内蔵メモリー(48.9MB)、SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●ズーム:光学10.7倍、プレミアム併用時21.4倍、デジタル約4倍、HD/デジタル併用時最大83.5倍 ●液晶モニター:3.5型TFTカラー液晶(高性能クリア液晶)、921,600ドット、チルト機構 ●外形寸法:119.9W×67.9H×50.5Dmm(突起部含む) ●質量:約389g(電池、メモリーカード含む)