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各種連携機能をデモで紹介

【フォトキナ】サムスン、WiFi内蔵ミラーレス一眼“NXシリーズ” − 「GALAXY Camera」も展示

公開日 2012/09/21 11:15 SP DIVISION:木寺務
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サムスンの展示ブース
Samsungは、“スマートカメラ”をキーワードとし、IFA 2012でお披露目された「GALAXY Camera」のハンズオンを中心に、ミラーレス一眼“NXシリーズ”の新モデルの展示を行った。


“スマートカメラ”をキーワードに、ネットワーク連携に注力したモデルを多数展示
GALAXY Cameraは、有効1630万画素の裏面照射型CMOSセンサー、レンズシフト式手ブレ補正機能を備えた、広角23mm相当(35mm判換算)からの光学21倍ズームレンズを搭載したアンドロイドOS採用の“スマートカメラ”。OSは最新版となるAndroid 4.1を搭載し、3G/4G回線との接続に対応、Wi-Fiも内蔵しており、ネットワークに常時接続できる点が大きな特長だ。


アンドロイドOSを採用し常時ネットワーク接続に対応した「GALAXY Camera」
外観はスマートフォンとコンパクトデジタルカメラのレンズが融合したようなデザインで、物理的なボタンは電源ボタンとシャッターボタン、ズームレバー、フラッシュ設定ボタンのみ。背面にはボタンは一切なく4.8インチのタッチパネル液晶のみを配置。液晶パネルの解像度は308ppi。実際に手に取るとホールディングも上々でしっくりと手に馴染む。操作性は、デジタルカメラだと思って手にすると、物理ボタンの少なさに戸惑うが、通話機能のないスマートフォンと認識を改めると、撮影画面等のUIも無駄がなく直感的で、よく練られている印象を受ける。


GALAXY Cameraの撮影画面。背面だけ見るとデジタルカメラとは思えないデザイン
展示ではGALAXY Cameraの魅力を“Shoot”と“Share”の2つに分け、“Shoot”では、撮影した写真を大画面で楽しめる点や、ピンチイン/アウトでズーミングできる点、画面を数タップするだけで撮りたい写真に最適な設定を選べる「スマート プロ モード」の搭載をアピール。“Shere”では撮影した写真をいつでもSNSなどにアップロードできる点、Wi-Fiダイレクト機能を使って最大8台までの対応端末と撮影画像をシェアできる点などがアピールされた。なお、ブーススタッフの説明では日本での展開は未定とのこと。

GALAXY Camera の“Shoot”に関する特長の説明

GALAXY Camera の“Share”に関する特長の説明


インストールして連携できるアプリも紹介。日本でも人気の“インスタグラム”とも連携可能

一方、ミラーレス一眼“NXシリーズ”は、今春発表された「NX1000」「NX210」「NX20」の実動機を多数揃え、ハンズオンコーナーを展開。3機種共通の特長となるWi-Fi内蔵によるスマートフォン&タブレットとの連携デモが行われた。

NXシリーズは全モデルがWi-Fi内蔵であることを強力にアピール。

NXシリーズの中でもスマートフォン、タブレットとの連携に特に優れた「NX1000」


NX1000には、撮影画像をスマートフォンやタブレットにワイヤレス送信できる機能を呼び出せる「SMART LINK」ボタンを搭載

NX1000とGALAXY Noteを組み合わせたワイヤレス転送のデモも行われた

NXシリーズのWi-Fi機能は多岐にわたり、スマートフォンやタブレットに写真を転送できるだけでなく、モバイル端末をリモコン代わりにすることはもちろん、各種SNSサービスへのダイレクトアップロード、撮影画像のEメール送信、PCなどへの画像のオートバックアップ、撮影した画像をTVにケーブルレスで写しだせるテレビリンクなど、実に様々。デジタルAV機器総合メーカーならではの強みを示す充実の展示内容となった。


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