qdc、ダイナミック+MST複合同軸ドライバーでステップアップを掲げるイヤホン「EVOLVER」
アユートは、同社取り扱いブランドqdcと共同企画したコンセプト・ユニバーサルIEM(インイヤーモニター)として、エントリーモデルからの音質ステップアップを掲げる「EVOLVER(エヴォルバー)」を、10月24日(金)より発売する。価格は38,500円(税込)。
同じくアユートとqdcの共同企画によるエントリークラスのユニバーサルIEMとして開発された「SUPERIOR」から一段ステップアップし、音の距離感による聴こえ方の違い、音量によって変化する帯域バランスなどを体感してもらうことをテーマに掲げたモデル。

qdc、“真のエントリーユニバーサルIEM”「SUPERIOR」
2023/07/07
ドライバーユニットには、新たに開発した「10.6mmダイナミック+MSTハイブリッド複合同軸ドライバー」を採用。厚み20μmのアルミニウム振動板を備えたダイナミックドライバーと、MST(マグネトスタティック/磁静電)ドライバーと名付けられた高域用ドライバーを同軸配置で一体化した複合ユニットで、2基の異なるドライバーの長所を融合しつつ、広帯域を欠落なく忠実に再生可能だと説明している。
MSTドライバーは、薄い金属製振動板の表裏を円形の磁石とコイルで挟み込んだ構造となっている。軽量な振動板が自由度高く振動できるため、音楽信号に対するレスポンスが早く、繊細でクリアな音質を再現可能だとしており、またダイナミックドライバーに比べて30%ほど消費電力が小さい点も長所だという。
MSTドライバーの振動板素材には、鉄(Fe)をベースにケイ素(Si)、ホウ素(B)、銅(Cu)、ニオブ(Nb)を加えた「アモルファスFeSiBCuNb合金」を採用。アルミやチタンと比べて降伏強度/硬度がさらに高いため、低歪で適度な内部損失を持ち、音の伝搬速度に優れるなど、クリアで耳障りなノイズの少ない音を再生するポテンシャルがあるとのこと。
筐体は、qdcのノウハウを活かした人間工学に基づく設計で、オーダーメイドのカスタムIEMに匹敵するフィット感を実現したとアピール。フェイスプレートには、モデルにも込められた“進化”“変化”の想いを表現し、光の当たり方や見る角度によって色合いを変える「Magic Powder」デザインを採用した。
ケーブルは0.78mm 2pinコネクターによる着脱交換に対応。付属ケーブルは銀メッキ銅導体を採用した4芯構造を採用し、柔らかくシックなブラックカラーの被覆と、付け替え可能なスクリューロック式2 in 1マルチプラグを装備。プラグは4.4mmバランス/3.5mmアンバランスの2種類が同梱する。
ほかアクセサリーとして、qdcTips Soft-fitシリコンイヤーピース/ダブルフランジシリコンイヤーピースが各3サイズずつ(L/M/S)、クリーニングツール、オリジナルキャリングケースが用意される。
再生周波数帯域は10Hz - 50kHz、インピーダンスは13Ω、感度は105dB SPL/mW。

