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バランスケーブル搭載モデルも用意

GRADO、開放型ヘッドホン「Classic Series」に4モデル追加。新世代「X2」ドライバーなどで音質強化

公開日 2026/07/17 00:00 編集部:小野佳希
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ナイコムは、GRADOブランドより、開放型ヘッドホン “Classic Series(クラシック・シリーズ)” 4モデルを7月24日に発売する。ラインナップと税込価格は下記のとおり。なお、各モデルとも4pin XLR バランスケーブル搭載モデルも用意し、同日7月24日から受注生産にて販売する。

  • GS3000 - Classic Series:319,000 円
  • GS3000 - Classic Series - Balanced:363,000 円
  • GS1000 - Classic Series:209,000 円
  • GS1000 - Classic Series - Balanced:242,000 円
  • RS1 - Classic Series:121,000 円
  • RS1 - Classic Series - Balanced:154,000 円
  • Hemp - Classic Series:82,500 円
  • Hemp - Classic Series - Balanced:115,500 円

Classic Series は、長年にわたりGRADO のラインナップの中核を担ってきた代表的なモデルを再編成し、同社の現代的な製品体系の中であらためて位置づけられたシリーズだとのこと。後述する新世代ドライバープラットフォーム「X2」や新たなケーブル、ヘッドバンド構造の改良などで音質や装着感の向上を図っている。

なお、ケーブルはヘッドホン本体から取り外せない固定式構造を採用。着脱式ケーブルを採用するSignature Lineとは異なる、シンプルで一体感のある設計を採用したと説明している。

上述のとおり、新世代ドライバープラットフォーム「X2」を搭載することがシリーズ共通の大きな特徴。GRADOが長年積み重ねてきたドライバー設計をさらに発展させたものだとのことで、Mylar振動板、銅ボイスコイル、レアアース磁気回路を組み合わせ、効率性と制御性の両立を図った。これらによって、明瞭な中域、自然なディテール、開放的でエネルギッシュな音楽表現を実現させたという。

そして、このX2プラットフォームを基盤としながら、ハウジング素材、イヤーパッド、ヘッドバンド、ケーブル仕様の違いにより、各モデルごとそれぞれに異なるキャラクターを持たせた。

なおインピーダンスは各モデル共通で38Ω。ヘッドホン端子サイズはGS3000とGS1000が標準プラグを、RS1とHempが3.5mm ステレオミニプラグを採用する。ただし、バランスケーブルモデルは4モデルすべてが3.5mm ステレオミニプラグを採用し、標準プラグへの変換アダプターが付属する。

GS3000 - Classic Series

シリーズ最上位モデル「GS3000 - Classic Series」は、52mm径のX2ドライバーを搭載し、ハウジング素材にはココボロとアルミニウムを採用。シリーズで最も大型の振動板を採用することで、より多くの空気を余裕を持って動かし、深い低域の伸び、広いダイナミックヘッドルーム、壮大なスケール感を実現するとしている。

ハウジングには、ココボロのアウターハウジングと精密加工アルミニウムのインナーインサートを組み合わせて使用。ココボロは高密度なエキゾチックハードウッドとして知られる素材。豊かな音色と美しい木目を持ち、その自然な共鳴が、サウンドに温かみと深みをもたらすと同社は説明している。

そして、アルミニウムインサートによって構造剛性と内部制御を高め、不要な共振を管理。これらの素材の組み合わせにより、有機的な温かみと機械的な安定性の両立を図っている。

ヘッドバンドには、刻印入りアルミニウム、合金ジンバル、ステンレススチール製ハイトロッド、強化アルミニウム製ジョイントブロックによる“シグネチャーゴールドヘッドバンドアセンブリー”を採用。これによって構造安定性と長期耐久性を高めたという。

また、大型プラットフォームに合わせて、より幅広の本革ヘッドストラップを組み合わせることで、重量配分と装着安定性を向上。付属ケーブルは、他の3モデルが[
シグネチャーシルバーケーブル」であるのに対し、本機のみ「シグネチャーゴールドケーブル」を採用する。また、イヤーパッドには同ブランドの上位モデルに採用されている大型の「Gクッション」を標準装備する。

周波数特性は4Hz - 51kHzで、感度が99.8dB。

GS1000 - Classic Series

「GS1000 - Classic Series」は、50mm X2ダイナミックドライバーと、フルマホガニーハウジングを採用。広大で立体的な空間表現を特徴とするモデルだという。

ハウジングに採用したマホガニーは温かみ、豊かな音色、自然な響きをもたらす素材であると説明。これによって、オープンでスケールの大きい表現を有機的でまとまりのあるサウンドへと導いたとしている。

イヤーパッドは上記「GS3000 - Classic Series」同様にGクッションを採用。ヘッドバンドも“シグネチャーゴールドヘッドバンドアセンブリー”を採用している。

周波数特性は8Hz - 35kHzで、感度が99.8dB。

RS1 - Classic Series

「RS1 - Classic Series」は、30年以上前に登場したGRADO初のウッドヘッドホン「RS1」をリファインしたモデル。50mm X2ダイナミックドライバーを搭載し、表情豊かな中域表現と音楽との距離の近さを重視したチューニングを施しているという。

ハウジングには、ココボロ、ヘンプ、メープルを組み合わせたトライウッド構造を採用。それぞれの素材が持つ密度、制振性、構造安定性を組み合わせることで、階層的でコントロールされた音響特性を実現させたとしている。

本機もヘッドバンド部に“シグネチャーゴールドヘッドバンドアセンブリー”を採用。イヤーパッドには同社中級モデルへの採用が多い「Lクッション」を標準装備している。

周波数特性は12Hz - 30kHzで、感度が99.8dB。

Hemp - Classic Series

「Hemp - Classic Series」は、2020年に発売した限定モデル「Hemp」をリファインしたモデル。44mm X2ダイナミックドライバーを搭載し、より厚みがあり、地に足のついたプレゼンテーションを重視したチューニングを施しているという。

ヘンプ(麻)ウッドとメープルを組み合わせたバイウッドハウジングを採用。自然な制振性と音色の温かみをもたらすというヘンプウッドと、ドライバー周辺の構造安定性を高め、音響的な土台を支えるというメープルとを組み合わせている。

ヘッドバンドには、“シグネチャーシルバーヘッドバンドアセンブリー”を採用。本革ヘッドストラップとホワイトステッチを組み合わせ、内部のスチールスプリングバンドにより、ユーザーが側圧を調整しやすい構造にしている。そのほかイヤーパッドには「Fクッション」を標準装備している。

周波数特性は13Hz - 28kHzで、感度が98dB。

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