伊藤屋国際、自社ブランド「SGENE」設立。第一弾はイヤモニ「Kaimei」とリケーブル「Ame」
伊藤屋国際は、自社ブランド「SGENE(シーン)」を設立。第一弾製品としてインイヤーモニター「Kaimei(晦冥)」とオリジナルケーブル「Ame(雨)」を7月9日(木)に発売する。価格はオープンだが税込での予想実売価格はKaimeiが19,800円前後、Ameが8,800円前後。
SGENEは、evokes a scene(あの情景を想起する)をキャッチコピーに、繊細なこだわりや大胆なアイデアを用いて独自の世界観の表現を目指して設立とのこと。製品は高度な技術力を持つ工場で厳選した材料・部品をもとに製造され、記憶や感情を呼び起こすような体験を目指すという。
第一弾として展開する「Kaimei(晦冥)」は、ダイナミック型ドライバー1基とバランスド・アーマチュア(BA)型ドライバー2基を搭載した、3ドライバーハイブリッド構成のイヤホン。月の無い夜や光明の途絶えた深い暗闇を意味する「晦冥」をテーマに開発されたという。
低域用に10mm径のPU+PEEKコンポジットダイアフラム・ダイナミック型ドライバーを配置し、中域と高域にそれぞれBAドライバーを1基ずつ搭載。エンジニアが主観的リスニング評価と測定評価を繰り返すことで、ボーカルのディテールや聴き心地に優れた音色を実現。音楽や動画コンテンツを長時間楽しむ用途に最適だとアピールしている。
デザイン面では、ブランドの始まりを告げる製品に相応しいとする「無地のキャンバス」をイメージし、漆黒のシェルとカーボンファイバー素材のフェイスプレートを採用。
付属ケーブルには、8芯構造の銀メッキ単結晶銅(OCC)ハイグレードケーブルを採用した。コネクターは0.78mmの2Pinで、プラグ部は3.5mmステレオミニ端子となる。
再生周波数帯域は20 - 20,000Hzで、インピーダンスは7Ω、音圧感度は104dB/mW。本体質量は左右合計で約12gで、シリコンイヤーピースやセミハードケースが付属する。
「Ame」は、都会に降る雨から着想を得たというデザインを採用したオリジナルケーブル。単結晶銅と銀メッキ銅銀合金を組み合わせた4芯ハイブリッド構造を採用し、緻密な編み込みと柔らかな被膜によって高音質と取り回しの良さを両立したという。
単結晶銅に電気伝導率が高く高域特性に優れた銀を含む銀メッキ銅銀合金を組み合わせることで、高域の明瞭度や煌めき感を追求したと同社は説明。ペトリコール(雨の降り始めに地面から漂う匂い)の香りを思わせる、少し暗くスモーキーなサウンドに仕上げたとのこと。
入力端子は4.4mm 5極バランスを採用し、イヤホン側のコネクターは0.78mmのCIEM 2Pin、FLAT 2Pin、MMCXの3種類をラインナップする。ケーブル長は約1.2mで、質量は約35g。
両製品ともに「VGP 2026 SUMMER」にて各賞を受賞。イメージキャラクターとして水彩画で描かれた伊藤屋霧(いとうや きり)がパッケージのアートワークなどに起用されるという。
