<CES>AFEELA、SUVの新プロトタイプ発表。車内をゲームとも連携した「新しいオーディオ・ビジュアル環境」に
ソニー・ホンダモビリティは今年もCESに出展。会期に先立つ現地時間1月5日の17時よりにメディア向けのプレスカンファレンスを実施し、2023年に発表した「AFEELA 1」の生産/出荷状況や、SUVタイプの新車両「AFEELA Prototype 2026」を初披露した。
車内の「自由なエンタメ空間化」がひとつの目標に
カンファレンスの冒頭、ソニー・ホンダモビリティの代表取締役社長 兼 COO 川西 泉氏が登壇し、「人とモビリティの関係を再定義するというビジョンから生まれた」AFEELAのコンセプトを改めて提示するとともに、「Vehicle AI」のさらなる活用により、車内でのエンタテイメントの新しい可能性への期待を語った。
先進運転支援システム(ADAS)である「AFEELA Intelligent Drive」によって、クルマがDrive-less(運転が不要)な環境となる。そのことで、車内が「エンタテイメントコンテンツを楽しむためのより自由な時間と空間」となり、その体験をより豊かなものにする提案を行っていくと説明する。
さらに今後、クアルコムとの強力なパートナーシップのもと、車載向けプラットフォーム「Snapdragon Digital Chassis」ソリューションを採用予定。強力なAIの活用により、パーソナライズされた体験の提供や高性能なADASによる安全な運転操作のサポートといった車内環境の整備をさらに発展させるという。
エンタテイメントには映画や音楽だけではなくソニーが培ってきたゲームの楽しみも投入する。ソニー・インタラクティブ・エンタテイメントのSVPであるエリック・ランペル氏も登壇、「AFEELAはゲーム好きにとって新しい体験の場になるでしょう。そのための新しいオーディオ・ビジュアル環境を作ります」と展望を語る。
具体的には「PlayStation Portal」などで培ってきたリモートプレイ技術をさらに推し進め、AFEELA内でのリモートプレイシステムを導入する。DualSenseワイヤレスコントローラーがあれば、車内の良質な映像・音響環境でゲームを楽しむことができるようになるという。
『アストロボット』『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』『ゴースト・オブ・ヨウテイ』といったゲームタイトルの名も挙げつつ、“ゲームファンに届く車内環境づくり” を整備するとのビジョンが掲げられた。
AFEELA 1日本上陸は2027年前半見込み。SUVタイプは2028年以降登場
AFEELA 1は、現在オハイオ州の工場ですでに量産準備体制に入っており、2026年後半よりカリフォルニア州向けに出荷開始予定だという。今回CES会場に展示するAFEELA 1は、オハイオ工場で作られた先行量産車だそうだ。
2027年内にはアリゾナ州での展開も計画中。そして日本国内向けには、2027年前半の出荷を見込む。
初披露されたSUVタイプの「AFEELA Prototype 2026」については、「AFEELAモビリティ体験をさらに拡張し、空間の自由度を高めより多くのお客様に喜んでいただけることを目指して形にしたモデル」と説明。会場に展示したプロトタイプをベースに、2028年以降米国内での発売を目指して開発を進めていると明かした。



