Softears、モニタリング用に最適化したプロ向けBAイヤホン「STUDIO 4」「STUDIO 2」
フォーリーフは、中国のイヤホンブランドSoftears(ソフトイヤーズ)から、アーティストやスタジオエンジニアなどのプロフェッショナル向けIEM(インイヤーモニター)「STUDIO 4」「STUDIO 2」2モデルを、12月27日より順次発売した。価格はどちらもオープン。市場での予想実売価格はそれぞれ以下の通り。
・4BAモデル「STUDIO 4」:税込92,000円前後
・2BAモデル「STUDIO 2」:税込37,500円前後
4BAドライバー/3ウェイ構成のSTUDIO 4は、録音/ミキシング/モニタリング用として、広帯域にわたるフラットな周波数特性と正確で自然なサウンドを実現したというモデル。
プロ向けオーディオインターフェースの出力特性にあわせて最適化を施すと同時に、ストレートなインピーダンス特性を備えており、どのような再生機器と接続しても一貫した音質で再生が可能だとする。
3Dプリント製ハウジングは医療グレードの樹脂素材を採用しつつ、同ブランドの従来モデルよりも薄型軽量化。またノズル部の外径を細く小さくすることで装着感を高め、対応するイヤーピースの種類も増やしたとのこと。
0.78mm 2pinコネクターによるケーブル着脱に対応。付属ケーブルは伝送安定性に優れたOFC導体を採用し、極厚ピンによってイヤホン本体と強固に接続できるとしている。再生機器側プラグは3.5mmステレオミニ。再生周波数帯域は5Hz - 40kHz。インピーダンスは12Ω、感度は123dB。
2BAドライバー構成のSTUDIO 2は、アーティストのモニタリング用に特化したと謳うモデル。精密なチューニングによりアーティストが聴くクリック音、プログラム音、ボーカルや伴奏をハッキリと描きわけ、また横方向に広く包み込むような音場再現により、パフォーマンスをサポートするとしている。
大きな特徴として、独自の音響構造「SoftPiralテクノロジー」を投入。高域用/中域用の音導管に加え、超低域用の音導管も追加で設ける「2+1音導管」設計により、一般的な2ドライバーイヤホンを上回る力強い低域再生能力を得たとアピール。不自然な粗さのない、厚みと質感に富む低域が味わえるという。
3Dプリント製ハウジングは医療グレードの樹脂素材を採用し、0.78mm 2pinコネクターによるケーブル着脱に対応。付属ケーブルは5N OFC導体をクロス編みにすることで、色付けの少ない高純度な音楽伝送が行えるとしている。
被覆には柔らかいPVC素材を採用し、独自の設計でタッチノイズを大幅に抑えたとのこと。再生機器側プラグは3.5mmステレオミニ。再生周波数帯域は5Hz - 40kHz。インピーダンスは86Ω、感度は127dB。



