NOBUNAGA Labs、銀金合金導体採用のリケーブル “Prismシリーズ”
ワイズテックは、同社NOBUNAGA Labsブランドから、銀金合金導体を採用しイヤホンリケーブル“Prismシリーズ” を12月19日(金)に発売する。税込価格は24,800円。
端子部の違いによって製品名も異なり、下記4種類をラインナップしている。
- NLP-SRT「白露(しらつゆ)」:3.5mm/MMCX
- NLP-SGR「時雨(しぐれ)」:4.4mm/MMCX
- NLP-CVS「CORVUS(コーヴァス)」:3.5mm/2pin
- NLP-HDR「HYDRA(ハイドラ)」:4.4mm/2pin
Prismシリーズは、4N純銀をベースに同社独自比率で金を組み合わせた新しい銀金合金導体を採用するリケーブル。広い音場と高い解像度、明瞭な定位を追求したとしている。MMCX対応とカスタムIEM 2pin対応をそれぞれ3.5mmアンバランス/4.4mmバランスでラインナップする。
導体は1芯あたり0.06mm径の素線を15本使用し、8芯構成とした。中高域の明瞭感や表現力を高める4N純銀に、全帯域の輪郭と空気感の再現、および低域の補完を狙った金を加えることで、広い音場と高い解像度を両立したという。
プラグは日本製で、接点に24K金メッキのストレートを採用。フラッシュメッキ後に特殊処理を施し、メッキ剥がれや酸化侵食の抑制を図る。シェルはマットブラック仕上げで、Y分岐・スライダーにもブラックのアルミアルマイト加工を施す。はんだは銀含有量の高いドイツ製を使用し、導電性と熱安定性を高めたという。
左右セパレーション改善のためグランドを分離した8芯編み込み構成を採用し、アンバランス接続時でも明瞭な定位と低域の歪み抑制に寄与するとしている。コネクタはMMCX/カスタムIEM 2pinともに24K金メッキ処理。シェル内部のモールディング加工で着脱時のトラブルを抑制。
外被には柔軟性・耐久性に優れる高品質PVCを採用。軽量でしなやかな取り回しで、タッチノイズの低減を図った。分岐部は、はんだ接合(ジョイント加工)を行わず、均一な編み込みピッチとなるよう手作業で編み込むことで伝送損失の要因を排除したとする。



