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5ウェイ分割で各帯域を制御

DUNU、2DD/4BA/2マイクロプラナーの3重ハイブリッドイヤホン「DN 242」

公開日 2025/11/21 12:14 編集部:小野佳希
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サウンドアースは、同社が取り扱うDUNUより、片側あたりドライバー8基を搭載したイヤホン「DN 242」を11月21日に発売する。価格はオープンだが、市場では税込53,980円前後での実売が予想される。

「DN 242」は、2基のダイナミック、4基のバランスド・アーマチュア(BA)、2基のマイクロプラナー(平面)ドライバーを組み合わせた8ドライバー/3重ハイブリッド構成を採用する有線イヤホン。音導(物理)+電子クロスオーバーのデュアルシステムによる5ウェイ分割で各帯域を制御し、位相整合と帯域のつながりを重視した設計にしているという。

ドライバー構成は、超低域用に10mmダイナミックを1基、低域用に8mmダイナミックを1基、中域用と高域用にそれぞれBAを2基ずつ、超高域用カスタム・マイクロプラナートゥイーターを2基搭載。

超低域と低域を独立したダイナミックドライバーで受け持ち、中高域をBAドライバー、超高域をマイクロプラナードライバーで拡張することで、帯域ごとの役割分担を明確化した。

筐体内部には、3DプリンターメーカーのHEY GEARS(黒格)と協力して複雑な音響チャンバーを設けたと説明。ドライバーのレイアウトや音導路の最適化により、物理クロスオーバーの精度向上を図ったという。

付属ケーブルは高純度4芯銀メッキ単結晶銅のリッツ構造を採用。コネクターは内凹型の0.78mm 2Pin規格。プラグはブランド独自の着脱式モジュラーシステムQ-Lock Miniに対応し、同梱する3.5mmシングルエンドまたは4.4mmバランスプラグを必要に応じて切り替えられる。

イヤーピースは「S&S Eartips(Stage & Studio)」「Candy Eartips」「Balanced Eartips」という3種類を同梱。

S&S Eartips (Stage & Studio)は外部アンブレラとダクト部分にストレートウォール構造を採用し、より安定したフィット感を提供するタイプ、Candy Eartipsは外側のアンブレラに高い柔軟性を持たせ、ダクト部分は厚みを加えることでサポート力を強化したタイプとのこと。そしてBalanced Eartipsは、バランスの良い音質とストレートなサウンドを実現した標準タイプだと説明している。

再生周波数帯域は5Hz - 40kHzで、インピーダンスが35Ω、感度が110dB/mW(@ 1kHz)/125dB/Vrms(@ 1kHz)、THDが<0.5%(@ 1kHz)。質量は約8.1g(片側)。キャリングケース、クリーニングブラシ、6.35mm(1/4インチ)アダプター、特製コレクターズカード3枚などが付属する。

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