FIIO、充電しながら使える高音質コーデック対応Bluetoothトランスミッター「AIR LINK」

エミライは、同社取り扱いブランドFIIOより、給電端子を備えるUSB Type-C接続のBluetoothトランスミッター「AIR LINK」を11月29日（土）に発売する。価格はオープンだが、税込8,800円前後での実売が予想される。カラーはブラック、シルバーの2色。

AIR LINKは、クアルコム製「QCC5181」を搭載し幅広いコーデックをサポートするBluetoothトランスミッター。Snapdragon Soundに準拠し、aptX LosslessやaptX Adaptive（96kHz/24bit）をカバー。LDACも対応しており、USB Type-C搭載端末に接続するだけでこれらの高音質コーデックでワイヤレスオーディオを楽しめるとする。

使用中のコーデックの種類は、本体搭載のLEDの色で確認が可能。加えてAndroid／iOSアプリ「FIIO Control」、またはWebブラウザ経由でのコントロールに対応し、ペアリングする端末や使用するコーデックの選択といった設定、ファームウェア・アップデートなどが行える。

なお、本モデルとアプリ間の通信には、Android端末がUSB、Apple製端末がBluetoothを使用する。

携行性と堅牢性を両立したミニマルデザインと約5gの軽量設計を採用。コネクター部は金メッキ処理を施し、摩耗や酸化に配慮した。

側面には多機能ボタンと給電用USB Type-Cポートを装備。多機能ボタンではペアリング／接続解除、コーデックのモード切替などの操作が可能で、例えばaptX Adaptive接続時は「低遅延モード／高音質モード」を、LDAC接続時は「接続優先／アダプティブ／高音質」をワンタッチで切り替えられる。

給電用USB Type-Cポートは5V/1Aに対応。本モデルを使用中でもスマートフォン本体を充電できる。なお、ノートPCなど高電圧を要する機器への充電は非対応。外形寸法は約34.5W×23.5H×9.5Dmm。USB Type-A to Cアダプターが付属する。