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ハイエンド/コンセプト/エントリーの3モデル

Noble Audio、ユニバーサルIEM「Agis II」「Van Gogh」「Knight」3モデルを11/22発売

公開日 2025/11/17 11:00 編集部:太田良司
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アユートは、同社取り扱いの米Hi-FiオーディオブランドNoble Audio(ノーブル・オーディオ)より、ユニバーサルIEMのハイエンドモデル「Agis II」、コンセプトモデル「Van Gogh」、エントリーモデル「Knight」の計3モデルを11月22日に発売する。

価格は、Agis IIが275,000円、Van Goghが110,000円、Knightが38,500円(いずれも税込)。販売はアユート直販ECサイト「アキハバラe市場」および正規取扱販売店にて行う。

 

「Agis II」

「Agis II」

Agis IIは、同ブランドのハイエンドIEM「Spartacus」の後継機となるハイブリッド8ドライバー搭載モデル。Sonion製のBAドライバーを高域/超高域用に2基、中低域用に2基ずつ配置。超低域用にKnowles製のBAドライバー、Sonion製骨伝導ドライバー2基を備える。

BAドライバーの豊かな音色と、骨伝導技術の深みと厚みを巧みに融合し、明瞭さと奥行きの両立を図ったとしている。再生周波数帯域20Hz - 20kHz、感度は105.3dB(@1kHz)、インピーダンスは35Ω。

フェイスプレートは独自のハイブリッド金属メッシュ、シェルは複合樹脂製。ノズルにはステンレス製ワックスガードを内蔵し、全ユニットを手作業で組み立てるという。

ケーブルは2pin(0.78mm)コネクターによる着脱に対応。付属ケーブルは約1.2mで、OCC導体の8芯構造、および3.5mm/2.5mm/4.4mmの交換可能なマルチプラグを採用する。イヤーピースはシングル/ダブルフランジのシリコンタイプのほか、フォームタイプも同梱する。

 

「Van Gogh」

「Van Gogh」

Van Goghは、4ドライバー(1ダイナミック+3BA)のハイブリッド構成を採るコンセプトIEM。8mm径のデュアルマグネティック回路・マグネシウム/アルミニウム振動板ダイナミックドライバーに、Sonion製BA2基とKnowles製超高域BA1基を組み合わせる。

ゴッホの『星月夜』にインスパイアされ、轟く低音、鋭い中音、そして軽やかな高音とアピールしている。また、音場表現と聴き疲れしにくさを重視したチューニングとし、映画音楽から現代音楽まで幅広いジャンルに対応するという。再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、感度107dB、インピーダンス29Ω。

ハウジングは樹脂製シェルで、フィット感とパッシブアイソレーションを高めた。フェイスプレートは渦巻き模様を手作業で仕上げており、柄や色合いは個体ごとに異なる。

付属ケーブルは約1.2mのIEM 2pin(0.78mm)対応8芯OCC。プラグは4.4mmバランス(ストレート)のみとなる。イヤーピースはシングル/ダブルフランジのシリコンタイプが同梱される。

 

「Knight」

「Knight」

Knightは、エントリークラスに位置づけるトライブリッド3ドライバー(1ダイナミック+1BA+1ピエゾ・スーパートゥイーター)構成のユニバーサルIEM。

10mm径デュアルマグネット・コンポジット振動板ダイナミックドライバーにより、低域の量感と制動を確保。中域はSonion製BAが担い、高域はピエゾドライバーで拡張性を図った。同ブランドの「ハウスサウンド」という音響特性を手頃な価格で提供することを目指したとしている。再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、感度は104dB、インピーダンスは26Ω。

筐体はアルミニウム製で、深い紫と青を重ねたアクリル製フェイスプレートを採用。付属ケーブルは約1.2mのIEM 2pin(0.78mm)対応8芯銀メッキOFC。プラグは4.4mmバランス固定。イヤーピースはシングル/ダブルフランジのシリコンタイプのほか、フォームタイプも同梱する。

 

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