beyerdynamic、最新ドライバーを搭載したモニターヘッドホン「DT 770 PRO X」「DT 990 PRO X」
メディア・インテグレーションは、同社が取り扱うbeyerdynamic(ベイヤーダイナミック)のスタジオモニターヘッドホン「DT 770 PRO X」「DT 990 PRO X」を10月に発売する。価格は共通で36,960円(税込)。
ロングセラーモデル「DT 770」「DT 990」シリーズの音響キャラクターと、独自のSTELLAR.45ドライバーなどの最新テクノロジーによる高解像度サウンドを融合させたというモニターヘッドホン。基本的なスペックは両モデル共通で、「DT 770 PRO X」が密閉型、「DT 990 PRO X」が開放型となる。
2024年に数量限定で発売された「DT 770 PRO X Limited Edition(100周年記念モデル)」に改良を加え、レギュラーラインナップとして展開するという。
同社開発の最新STELLAR.45ドライバーを搭載して、解像度と駆動性を高めたとのこと。48Ωというインピーダンス設計を採用することにより、スタジオ機器はもちろん、オーディオインターフェースやノートPC、ポータブル機器でも安定して駆動できるとしている。
イヤーパッド部はオーバーイヤータイプを採用。イヤーパッドや主要パーツが交換でき、耐久性とメンテナンス性を重視した構造を従来から踏襲している。また、製造は引き続きドイツで行っている。
着脱式3mストレートケーブルを採用し、ロック式ミニXLR端子で本体と接続。現場での取り回しと保守性を高め、長期使用を想定した運用に配慮した。
密閉型のDT 770 PRO Xは録音ブースなど遮音が求められる環境、開放型のDT 990 PRO Xはミキシングやリスニング用途での使用を想定している。
主な仕様は共通で、再生周波数帯域は5Hz - 40kHz。3.5mm/6.3mmアダプターを同梱する。ケーブルを除く質量はDT 770 PRO X(密閉型)が約298g、DT 990 PRO X(開放型)が質量は約292g。



